kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

親孝行になっているのか?

あるデータで「あなたは親孝行してきたと思いますか?」との

問に51%の人が「はい」と答えた。

その中身は(会いに行く)(病院等への送迎)(旅行や食事に

連れて行く)(墓参り)(プレゼントを送る)(電話で話す)

(家事を手伝う)(お金を渡す)などがありました。

その価値観は多様で何が正解であるなどと言うのは難しいとは

思います。

で、何故この話題かと言うと今日私は午前中に母を連れ立って

一仕事してきたからです。

私の母はありがたい事に今も現役で商売をしているのですが

ご多分に漏れず、このコロナ禍で業績はひどく落ち込んでいま

す。

私は兼ねてから母に給付金申請を進めていましたが、母は

何故か動こうとはしませんでした。

今年に入り一月下旬に廃業を考えているところに知り合いの

ある市議会議員さんが店を訪問し、母の状況を知るや否や

「持続化給付金」の申請手続をしようと言ってくださり

商工会や税理士、税務署などと母のサポートをしてくださり

車の免許を持たない母を連れ申請をしました。

それを母から聞いた私は母に

「やっとその気になったなら良かった」と言っていました。

その後、先日、もう給付金は入っただろうと母に聞いたところ

まだ入っていないし何の連絡もないとの返事が返ってきました。

それを聞いて申請から一か月以上も音沙汰がないのはおかしい

と私も色々と調べ直してみましたが、やはり何かが変です。

何故なら「持続化給付金」の申請はウェブで行うので、携帯も

ガラケーでパソコンも無く車の免許も持たない母が申請した

としても何の控えも証拠もないのが不自然だからです。

それを母に言い状況を聴き直すと

「でも議員さんも一緒に居て申請は無事に終了しましたって

聞いているよ」と言うのです。

では誰が申請の実務をしたのかを聞くと商工会でいつもあう

税理士だと言うのです。

で私はその人に聞くのが一番だと考え連絡先を聞き尋ねて

みました。

そうしたら書類の追加提出のお願いが着ていた事が判明しま

した。

そうです、この母の案件はその税理士の中では手つかずの

状況であり私が気が付かなければ母はただただ信じて待つ

だけの状態であったわけです。

そこで私は改めて状況を整理し母に伝え、その税理士とも

やり取りをし、今日、実家に赴き母を連れ立って税務署に

行き必要書類をとり、税理士との待ち合わせ場所の商工会

に行き追加書類の申請の修正を行ってきました。

敢えて私から申請を担当した税理士に突っ込みは入れません

でしたが私が出て行き全てを確認したのでこちらの意思は

伝わっているはずです。

母は一連の事に安堵の表情をしていました。

そしてこう言いました。

「年寄だと思って馬鹿にされたのかな?」と。

私は今日この税理士を霊視しましたが、敢えて母にはその

視た内容は伝えませんでした。

母は人を疑うということをあまり好みませんので、やはり

私が出来る限りサポートをしてあげる年齢になってきたん

だなぁ~と痛感した次第です。

この出来事などを親孝行と言うのとはチョット違うかも

しれません。

何故なら身内(子供)として当然の事をしたまでだと思って

いるからです。

しかし、あの母の安堵した表情を見ると少しだけ私も役には

立てたかなぁ~と嬉しくはなりました。

今の世の中、まだまだ高齢者を狙った特殊詐欺が横行して

いるようですので皆さんも他人事にせず十分にお気を付け

下さいませ。

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