2021年3月13日(土)は私にとって忘れられない一日と
なりました。
朝起きてからは、いつもと変わらぬルーティンで過ごし、仕事も
少ないし出掛ける予定もなかったのでのんびりと過ごしていた。
一仕事終えて、お茶を飲んでいるとLINEの着信が。
息子からの連絡で「これから二人で挨拶に行きたいんだけど予定
は大丈夫か?」との問い。
「大丈夫!」と返信すると「1時間程で着くから」とのこと。
そこで私はいよいよ結婚か~
と親戚になる彼女に掛ける言葉を考えていた。
じきに息子と彼女がやってきた。
挨拶もそこそこに部屋に通すと二人が並んで座りかしこまった
姿でこう息子がきりだした。
「昨日、婚姻届けを出してきた。結婚したから。」と
私はわかっていた事とは言え少しだけ心が動いた感じがした。
そして二人に
「おめでとう!〇〇ちゃんこれからよろしくお願いします。」と
頭を下げた。
「はい!」という言葉と同時に何故か皆で笑った。
そして私は
「まぁ堅苦しいのは抜きにして楽にしよう!」と言いお茶を口に
した。
息子と彼女の二人は長く付き合っていたので、いつかいつかとは
思ってはいたが、こういう慶事の突然というのは歓迎です。
そして彼女は来週から仕事の上でも役職につく出世が待っている
ので喜びながら話を進めていると息子がのぞき込んでいるスマホ
を見ながら大きな声で「おお~」と言い出した。
「どうしたの?」と尋ねると
「産まれた!」
「え、産まれた?」
予定日には、まだ一週間以上あったので不意を突かれた形だが
娘に二人目の子供が誕生したのです。
「3600gだって大きくない…」
「大きい方だね、大変だったかな…」と言うなり皆で笑った。
ついに私は二人の孫のおじいちゃんになってしまったのです。
若い若いと自分では思っているが、現実を突きつけられると
認めざるを得ない。
しかし私にとって何という日になったのだろうと笑いが止まら
ないというよりは「盆と正月がいっぺんにきた」ような感覚
でした。
こんな慶事が続くと反動に気をつけたくなる嫌な性質があるが
この日だけは幸せを思いきり噛みしめて過ごそうと決めた。
そして神様やご先祖様、全ての事に感謝をし一日を終えました。
いや~これから賑やかになりそうですね☺