今日は何の日編ですが「トロの日」です。
かっぱ寿司を運営するカッパクリエイトが制定したそうですが
まぁ語呂合わせですよね。
で、話は終わらないのです。
と言うのは私の妹夫婦は寿司屋を営んでいるからです。
そう回らない方のカウンター席の寿司屋です。
旦那は私の義理の弟になるわけで私をいつも「お兄さん」と呼んで
います。
でも年齢はむこうの方が若干上なので複雑なものも少々あります。
今は千葉県の某所で店を構えていますが、15年程前までは東京都の
板橋区内で営業しておりました。
その頃は羽振りもよく、サラリーマンであった私と違い、私の父や母
を旅行に連れて行ってくれたりしたものです。
しかし現在はと言うと、お察しの通りこのコロナ禍で業績はがた落ち。
給付金やら何やらで何とか持ちこたえようとしている状況です。
と、ここまでもよくある話に聞こえるかもしれませんが、ここからが
私には気にかかるところになってくるわけです。
夫婦二人で経営しているのであれば、今は従業員もアルバイトもいま
せんから最悪の事態になっても何とか生きていくと妹とも話していま
した。
しかし今年に入り様相が一変したのです。
なんとこの3月から妹の娘(私の姪にあたる)が、前職を辞めてこの
寿司屋の再建と将来、飲食業を今の店舗で行いたいと言い出したのです。
それはもう妹夫婦は猛反対をしました。
私にも相談の電話がきたのですが、私はこうアドバイスをしました。
「一番大事なのは本人の思い、熱意をもって本気で取り組む姿勢が見え
たら気のすむようにやらせてもいいんじゃないか。まだ若いし手に職
(資格)も持っているんだから人生少々遠回りしても何とかなるさ。」
です。
それを聞いた妹は「そうかなぁ~旦那は安定を捨ててこのご時世に
もったいないと言ってるから首を縦には振らないと思うけど…」
私はこう続けました。
「それなら私が〇〇ちゃんと話してみようか?私も25年の小売業界
の知識と経験を持ち合わせているし接客も学んできたからコンサル
できると思うから。それで私が言う飲食店経営に必要な事をやるなら
認めてやる方向でどうかなぁ?」と。
すると妹は「〇〇も客観的に話を聞ける人ならいいかもね」と言い
予定をあわせて姪っ子とは近くゆっくり話をすることになっている
のです。
姪っ子からすれば自分をここまで育ててくれた両親の姿を見てきて
店を何とかしたい、コロナで潰すわけにはいかないという思いと
自分の夢である飲食の世界をやりたいという思いが強くあるのだと
思います。
安定していると言えば安定している職を捨ててまで出した計画に
私は個人的にも叔父としても何とか全力で応援してやりたいとの
思いがあります。
それにまだ20代半ば、失敗しようが何しようがチャレンジする
その経験と感動こそが財産だし大切な学びですからね。
繰り返しますが「人生とは経験と感動(喜怒哀楽)の積み重ね」
です。
私はなるようにしかならない、いや何とかなると思っています。
今日も全ての事に感謝!
読んでいただき誠にありがとうございました。