今日は全国的に良い天候のようですね。
が、しかし世界で最も気候変動の影響を受けている国の一つが
日本国であります。
気候安全保障は日本にとって決して遠い話ではなく、気候危機を
今そこにある危機としてとらえる必要がある。
近年は移住を迫られる人が出るほどの豪雨が日本では頻発し
激しさを増している。
それは地球温暖化に伴う気候変動の影響ともいえる。
国立研究所の江守多幸さんは「地球温暖化で気温が1℃上昇
すると水蒸気量は7%増えるので、豪雨を強化させているのは
明らかだ。ペースが上がっている分、普通の大雨を記録的な
大雨に押し上げている」と指摘している。
極端な高温日(猛暑)はすでに増えている可能性が非常に
高く、今世紀末に向けて更に増えるのはほぼ確実としている。
江守さんは「地球温暖化を止めない限り、猛暑も豪雨も更に
頻度が上がり続けるだろう」と警鐘をならしている。
豪雨などの影響を定量的に示すのが経済損失の金額です。
スイス再保険によると、2019年の自然災害による世界の
保険損害額は520億ドル(約5兆7000億円)。
日本を襲った台風19号が世界最大の損害額(80億ドル)で
それに次ぐのが台風15号(70億ドル)だったそうです。
日本の損害が世界全体の3割弱を占めるという事実。
西日本豪雨や台風21号、24号による大雨があった18年も
世界全体の2割以上にのぼったそうです。
これは世界で起こっていることのほんの一例にすぎないが、
今後、気候危機から自分たちの安全を守るためにどうすれば
いいのか、今、考えを根本から見直す事が迫られているのです。
この四季の自然の豊かな日本を子供達や孫の代まで安全に
遺すためにも、どうかみなさん小さなことでも出来る事を
していこうではありませんか。
それがこの地球に住む大人の責務であると考えます。
今日も皆さまにとって素晴らしい一日でありますように。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。