kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

30年振りの声とお父さんの日

昨夜、私の携帯電話に知らない番号から着信がありました。

始めは出るのをためらいましたが、嫌な念は一切感じられなかったので

出てみました。

すると「もしもし〇〇さんの携帯でよろしいでしょうか?」と女性の声。

「はい、そうですが?!」と応えると

「〇〇ちゃん誰だかわかる?」と聞いてきました。

私はちゃん付で呼んでくるのだから同級生かなぁ~??との考えがよぎり

「失礼ですが、どちら様ですか?」と聞き返しました。

すると「〇〇です」と、それは30年振りに声を聞く人でした。

そこからは懐かしくもあり、近況報告や昔話に花が咲き長電話をして

しまいました。

この方は私の母が若きし頃に美容室を経営している時のインターン生で

それ以来のつながりですから、もう50年来の知り合いということになる

のです。

この方と私が最後にお会いしたのは私の結婚式の時、約30年前に遡り

ます。

私の母とは時折、会っていて交流があることは聞いていましたが、私は

お会いする機会がなく時だけが流れていました。

で、突然の明るい電話に驚きと懐かしさがこみあげてきました。

「突然、電話したのに理由はないのよ。電話番号は以前から聞いていて

知ってたけど、何故か今日になり急に声が聞きたくなったの」と明るく

笑いながら話していました。

この方は美容師のインターンであったと前記しましたが、申し訳ない事に、

その頃に私の父が多額の借金を反社(所謂暴力団)の方々にして、殺され

そうになり夜逃げした時からのお付き合いの人なのです。

ですから私を幼稚園に入園する時期頃から知っている数少ない人という

ことになります。

ですので、この年になっても未だに私は〇〇ちゃんなわけです。

この方の近況では、今はわけあって一人で暮らしているとのことで、

さかんに「先生(母のこと)の考え方や生き方が大好きで、今、この年齢

になって更にその良さが身に染みる」とおっしゃってくださっていました。

人とのお付き合い、つながりや絆というのは不思議なものであると改めて

深く思いました。

その会話の中で私の父の事にも及んだのですが、あの時にもし我々家族が

夜逃げをするような事態に至っていなかったらと考えたのですが、その

答えは全く想像もできません。

くしくもこれを書く13日は「お父さんの日」です。

月に一回、お父さんに感謝の意を表す日としてヤクルト本社が制定して

いるそうです。

私の父は不思議な人間で、若い頃からヤンチャでヤクザな生き方をし、

酒とギャンブルで借金やケンカに明け暮れていましたので、世間的には

とても良い父とは言えません。

しかし、人(親戚・友人・知人など)に恨まれたり、憎まれたりという

のはないのです。

誰にでも好かれてしまう本当に不思議な人でした。

なので電話をくれた人も自分の夢に向かっていたインターン時代を

自分の意思とは関係なく壊されたにもかかわらず、まったく恨みを持っ

てはいないのです。

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*写真はイメージ

 

つらつらと書いてきてしまいましたが、とにかく30年振りに声を聞き

会話を交わした最後には「コロナのワクチン接種が進み、もう少しだけ

収束に向かったら、ゆっくり会って食事でもしよう」と言う事で電話を

切りました。

 

この事から一つ言えるのは、このように何年、何十年振りの再会とか

関係の変化とかとは、スピリチュアル的には「私の波長の変化が起きて

いる証拠」となるのです。

私もまた新たなステージに入ったということですね。

これからまたどんな変化が起きるのかが楽しみになりました。

 

兎にも角にも30年振りに元気な声を聞け、懐かしさに浸れたことに

嬉しさと感謝の念を持ったというお話でした。

 

皆さんも何故か切れない縁をもつ人とか、関係とかがありませんか?

もしよかったら聞かせてくださいね(^_-)-☆

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。

 

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