kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

昨晩は急遽、寿司

私はこのブログで幾度も小売業界に25年間に渡り身を置いていたと書いて

きました。

実は息子も私と同じ小売業界に就職し今はSV(スーパーバイザー)として

働いています。

息子はもう何年も前に家を出て、今や奥さんとなった女性と同棲していまし

た。

その息子は実技の研修会がある時には講師として参加していて、たまにです

が研修で作った自部門の商品や同僚から分けてもらった商品を、全て廃棄し

てしまうのはもったいないと持ってきてくれることがあります。

昨夜は夕方のニュースを観ていた私の携帯に息子からの着信があり

「今日は研修で寿司をもらったから届けに行くから」と、こちらの事情は

完全に無視して一方的に切ってしまいました。

その時の我が家はまだ、ご飯は炊いていましたがおかずは作っていない状態

でしたので、白米は冷凍することにして急遽、晩飯は「寿司」になったので

す。

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*写真はイメージ

まぁ我が家も一食分のおかずを作らなくて済むし、寿司も食べられるわけで

すから文句はないのです。

そして程なくして息子が到着し我が家の分の寿司を置くと「まだ沢山あるか

ら配ってくるわ」と言い、近所に配って回っていました。

これもSDG'sと言うのか…なんて馬鹿なことを考えながら様子をうかがってい

ました。

この息子が持ってきた商品は研修で実技の訓練として作ったもので、正規に

店舗で販売されている商品となんら変わりはないのですが、そこはそれで、

会社の規定があり本来は衛生や品質管理上、持ち帰ることは禁止されていて

廃棄されるものです。

しかし、あまりに量が多い時などは関係者もさすがに全量廃棄はしのびない

と会社規定に反する事をわかりつつも若手に持ち帰らせることがあるそうな

のです。

その気持ちはよくわかります。

だって研修センターで衛生面に十分に配慮し、作ったあとも冷蔵保管し品質

面もなんら問題のない商品をゴミ箱行きにするのは誰がみてももったいない

と感じるはずです。

ただ、この企業に誤解なきよう言っておきますが、研修で作った商品をいつ

も廃棄しているわけではありません。

繰り返しになりますが、衛生面も品質管理面も問題ないので近隣店舗に配送

し出来るかぎり販売するようにはしているそうです。

ですがどうしても店舗への配送が出来ない時(人手や時間の問題等)には、

仕方なく廃棄してしまうそうです。

今回も息子が持ってきた商品を作った時間があまりに夕刻であり、近隣店舗

へ持っていく事ができないとの判断があったようです。

 

と言う事で昨晩は急遽「お寿司🍣」をいただきました~

おいしかったです( ^)o(^ )

スーパーのお寿司もそう馬鹿にしたものではありませんよ(*^^)v

 

しかし、出来ることなら生活困窮者や一人親世帯とかに届けてあげたいな~

というのが本音です。

世界をみれば食事を摂ることもままならない人たちは沢山いるわけですし

日本でもきちんと食事を摂れない人たちは多く存在します。

ですから仕事柄とは言え、電話一本で寿司が届くなんて事は、その環境に

本当に心から感謝しなくてはならないと思うわけです。

 

皆さんのブログを拝見していても、様々な工夫や節約をしてムダを出さな

いように暮らしている方が多くいることを認識しています。

私も出来る事から、出来る限りのことを実践して地球環境にも人道的にも

心を配り過ごしていきたいと思います。

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。

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