kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

旅の話(キセキの出会い編)

私が27歳の年は一年間にハワイへの6日間の旅が2回に、出張名目で7日

アメリカのシアトルとロスアンゼルスに滞在するという、アメリカ三昧の

期間がありました。

その時のハワイでの想い出やシアトル~ロス(ヨセミテ国立公園含む)など

の想い出は別の機会に記事にさせていただきます。

 

この記事では、この一年に3回の海外経験で「キセキ」と呼べる出会いがあ

りましたのでそれを記したいと思います。

 

まずは2月に一応オフシーズンのハワイに2度目のプライベート旅行に行き

ました。

この時は1度目にハワイに訪れた時に次は必ず行くと決めていた、ハワイ島

への移動も計画していました。

そして当日、私達がホノルルへ向かうために乗り込んだ飛行機は「ノースウ

エスト航空」でした。

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ノースウエスト航空」は2010年にデルタ航空経営統合し、今はデル

タ航空となっています。

そのホノルル行の機内で唯一乗務していた一人の日本人女性(キャビンアテ

ンダント)のAさんがいました。

そのフライトで何故Aさんが印象に残っているかと言うと、初めてのハワイ

旅の時と同じく興奮から機内で眠りに付けないのでエコノミー席の一番後ろ

にある機体最後尾のトイレの近くの窓から外の星を眺めていました。

すると私が具合でも悪いのかと気にかけてAさんが優しく声を掛けてくださ

ったのです。

私が事情を説明すると笑顔で自らの休憩の時間を削り話相手になってくれた

のです。

その時に制服についていたネームプレートでAさんの名前を確認しホノルル

に到着し別れ際に丁寧にお礼をしたのでした。

 

そして時が少し流れ、6月に今度は会社の社員旅行でまたまたハワイへの旅

があったのです。

私はこんなにも短い期間にハワイに行ける喜びが、いっぱいで成田空港に向

かい夜21時頃のフライトへ。

そして乗り込んだ航空会社は、これもまたノースウエスト航空だったのです。

そして席はどこだろうと機内に入った瞬間にキセキ第一弾が目に飛び込んで

きました。

機内で出迎えに立っていたキャビンアテンダントさんは、カチッとした制服

ではなく、アロハを着たAさんじゃありませんか!

私は思わず「あ、Aさん!またお逢いましたね☺」と大きな声を掛けてしま

いました。

Aさんは「あら~」と満面の笑顔で軽く会釈し「バカンスですか?」と声を

かけてくださいました。

「はい、今回もよろしく!」と返すと「はい☺」と、ちょっとお茶目な顔を

して出迎えてくれました。

そしてフライトが進み、機内が暗くなり就寝モードになった頃に私はまた

Aさんとしばしのおしゃべりタイムを楽しみました。

 

と、ここまでは、ただの偶然のよくある話で終わるはずでした。

 

が、ここからが「キセキ」と呼べるような出会いの話になります。

私はこの年、3回目の海外フライトが10月に待っていました。

これは会社で進めている新たなシステム導入の調査名目での出張でありま

すし、プロジェクトの一員としては真面目に取り組まなければならないも

のでもあったのです。

そしてその出張(調査)のスケジュールが私に届き目を通した時にキセキ

の予感が全身にはしりました。

それは、その出張のスタートの成田発、シアトル行のフライトの航空会社

ノースウエスト航空とあったからです。

私は特にマイルを貯めてもいないし、航空会社への深い拘りなどは持って

いません。

しかし一年に3度あった海外フライトが全てノースウエスト航空だったこ

からして偶然というのではなく必然と感じました。

そして私はこの先に起きる出来事をどこかで確信しながら日々を過ごして

いました。

 

シアトルに行くフライトを成田空港のロービーで待っている間に私は

「まさかなぁ~そんなことはあるはずがないよなぁ~」と考えながら時を

待っていました。

そして、ついにそのキセキは起きたのです。

そうです皆さん、もうお分かりですね(^_-)

飛行機内に入って出迎えたキャビンアテンダントさんはAさんだったので

す!(^^)!

お互いに顔を見た時は目を見開き、しばしの絶句!

私は「やっぱりね~」と言い、Aさんは「いつもご利用誠にありがとうご

ざいます」と、またまたお茶目な笑顔を浮かべながら私のチケットの座席

を確認しました。

しかも座席はエコノミークラスの最前列で離着陸の時にキャビンアテンダ

ントさんが目の前に座る席ではありませんか。

そうです離陸の際、目の前にAさんが座っていることに「キセキ」という

運命を感じました。

私はAさんの仕事振りを拝見しながら、その「キセキの出会い」に胸が熱

くなっていたのを記憶しています。

そして私たちは就寝タイムにまた機内最後尾で話をしたのです。

まずAさんが「今日はスーツなんですね?」と会話を切り出し、私は「そ

うなんです一応、仕事なんですよ」というところからのスタートです。

そして互いに「キセキ」のような出会いに感激し、どちらともなく

「今度、日本で一度会いましょう」ということになり、連絡先を交換しあ

いました。

そして何度か手紙でやり取りをした後に一度だけAさんと渋谷で食事をし

ました。

その時に食べたイタ飯は美味しかったです(^^♪

 

で、皆さんはここから先の二人の話の妄想が膨らんではいませんか(;^_^)

残念ながら若い私(男)と若く美しいキャビンアテンダント(女)の先

は文通はしましたが二度と会う事もなく、勿論、不貞行為などもまった

くなく「ノースウエスト航空がつないだキセキの出会い」として良い想

い出となったわけです、ちゃんちゃん♬

そりゃそうだ!

私には妻も子もありましたし、Aさんにも恋人がいましたし、下心が全

くなかったと言えば嘘になるかもしれませんが、懐かしい幼馴染に出会

ったような感覚といえば心情が皆さんにも伝わるでしょうか?

 

と言う話だったわけで、これは私の妄想が生んだ作り話でもなければ、

安っぽい小説の転用でもありませんよ(;^_^

全て真実です。

しかし、こんな事があるんだなぁ~って思いませんか?

私には一生忘れえぬ最高の出会いの一つになっています。

今後も善き出会いがたくさんあることを願いこの辺りで〆させていた

だきます。

 

今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。

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