kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

父の命日

今日は私の父の命日です。

もう16年も経ちましたから悲しみはなく懐かしさに変わっています。

この感情は故人が上の世界(霊界)で成仏するにも、現世に残る人にも良い

ことです。

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一つだけ、誤解をしている方が多い事柄を記しますので、もし思い当たる

方がいましたら改めていただければ幸いです。

 

それは、よくご先祖様や身内の故人に手を袷てお願い事をする人がいます

が、その中身が問題となりますので注意が必要です。

手を袷て「いつも見守ってくれてありがとう」とか「こっちは元気にやっ

ているよ」などというお礼を言ったり、報告をしたりすることは何ら問題

ありませんし良い事です。

 

しかし、ご先祖や故人に「どうか〇〇のことを助けてやってください」と

か「どうか〇〇になるようにしてください」などというお願いはしない方

が良いですよということです。

 

よく誤解されるのが、故人のことを「仏さん」などと言うので、人は亡く

なると仏様や神々のような力が備わり、現世で起こる事柄に影響を及ぼせ

るようになると思い込んでいる人がいます。

しかし、それこそが大きな間違いなのです。

私は何度かこのブログ記事内でも書いてきましたが、故人は時が経ち成仏

したとしても全能の神になったわけではありません。

生前の魂のレベル(波長)にあった霊界のステージ(階層)に還っただけ

のことです。

どうも霊界に逝くと、神や仏のように人知を超えた力が宿ると誤解してし

まい、いざと言う時にお願いや祈りを聞いて願いを叶えてくれるのではな

いかと考えてしまうのです。

そうすると霊界(あの世)にいる故人は困ってしまいます。

何故なら、故人は神や仏様ではないので特別な力を有したわけではないの

で、どんなにお願いされても願いを叶えてやることが出来ないからです。

なので神棚や仏壇、お墓に手を袷て「〇〇してください」というお願いは

しない方が故人の為なのです。

 

ただし間違えないで欲しいのは、故人は霊界(あの世)から現界(この世)

の人々の事を見守っていることは事実ですので、話かけたり、報告をした

りすることは大いにけっこうなのです。

その上で現界(この世)にいる身内に危機が迫った時などは、その相手の

守護霊などとコンタクトを取り、災いから難を逃れる知恵やきっかけを与

えることは可能なのです。

なので昔から多くの方が難を逃れた時などに、故人が助けてくれた、イコ

ール、神や仏様になったと思われるのかもしれませんね(^^)/

 

ですから故人には普段からお願いをするのではなく、話しかけたり、報告

をしたりというコンタクトの取り方をしておくのが良いですよということ

になります。

どうでしょう、皆さんご理解いただけたでしょうか?

 

兎にも角にも、ご先祖様(故人)の一番の供養になることは、現世(この

世)に生きる人が明るく前向きに生きるということです。

生きていれば災いにも遭いますし、病気にもなりますし、嫌な事や辛く苦

しい事にも多々遭遇します。

しかし、どんな時にも希望を捨てずに嘘でも明るく、前向きに過ごすこと

が大切なのだということです。

今現在、辛く苦しい思いをされている方々や病気などで明るく前向きにな

どなれないという方々がいらっしゃいましたら、敢えて思考や行動を変え

てみて下さい。

必ずや天は見ているということを信じて忘れずに…

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。

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