私の中での「TOKYO2020オリンピック」は98%が昨日で終わりました。
昨日もレスリングで川井梨紗子さんが金メダルを獲り、姉妹での快挙を成し
遂げたり、卓球女子団体の銀メダルや競歩の銀・銅メダル獲得などの嬉しい
結果はあります。
が、しかし今オリンピックでの私の中での一番の注目「空手形女子」の
清水希容さんが銀メダルという結果で終わった時点で私の中のオリンピック
に対する魂も98%が終りました🥈
昨日のあの僅か数分間の演武に私の気(念)のほとんどを注ぎ込みましたの
で疲れ果ててしまいました(-_-)
私が清水希容さんを知ったのは3年程前になります。
最初は随分と美しい空手家がいるなぁ~から始まり、その後は容姿が美しい
から好きで応援してきたわけではなく、インタビューや取材を受けている時
の立ち居振る舞いと演武する姿に魅了されてしまったのです。
正直にキレイな女性だから好きなのではなく、かなり年下ではありますが人
間としての魅力に魅かれているのです。
決勝では宿敵(宿命のライバル)サンドラ・サンチェス(スペイン)さん
との一騎打ち。
しかも同じ演目「チャタンヤラクーサンクー」での戦いです。
先攻はサンチェスさん、後攻は清水さんです。
二人の演武を観て、力強さ(パワー)ではサンチェスさんは凄いと感じて
清水さんは技のキレとしなやかさで魅了してくださいました。
結果はご承知の通り「銀」です。
これが採点競技の怖いところですね。
明確な白黒ではなく、人の目、感じ方に左右されるからです。
このジャッジが下した結果について、どうこう言うつもりはありません。
負けは負けですから。
私はその後のインタビューを受けている清水さんを観て号泣してしまった
のです( ;∀;)
清水さんはこう言いました「勝てなくて申し訳ない…」と。
私は心の中で叫びました「申し訳ないなんて言うな!」と。
そこまでは清水さんも涙を必死にこらえ毅然と対応していましたが、次に
発した言葉で清水さんの心の内を視たのです。
「やっぱり、ここまでくるのにすごくしんどかったので。ここで勝ちたか
ったんですけど、悔しいです。」そして清水さんも涙が溢れ出ました。
私はその姿を観た時に、うんうんそれでいいんだよ、悔しいよね、頑張っ
てきたもんね、思いきり泣いて良いんだよと感じました。
清水希容さんは幼少期から勝ち続けてきたエリートではありません。
努力(稽古)に努力(稽古)を重ねて培ってきた地位なのです。
それを知っているからこそ、その悔しさは痛いほどわかるのです。
しかも次のパリ・オリンピックでは空手競技はありません。
事実上、最初で最後のオリンピックだったわけです。
その後に脱力感の中で私はテレビを消し、しばし冷静に振り返り、この
意味を考えてみました。
そして清水さんが目の前にいたらこう話たでしょう。
「神様が用意していた結果は銀メダルだった。しかしここで金メダルを
獲ってしまっていたら人生うまくいき過ぎです。清水さんは人としてこ
のレベルで終わるような魂の人ではないのです。この結果を受けて、こ
の先の人生で何を学び、どう生きて行くかを神様は問うてるのでないか
と思うのです。もっともっと素晴らしい魂の持ち主になれるからこそ、
この非情とも思える結果があったのだと思います。」と。
私なんぞが生意気な発言なのは百も承知ですが、それだけの期待ができ
る魂の持ち主だということを確信しているからこその発言です。
私はこれからも清水希容さんという空手家をアスリートとしてもですが
一人の人として見続け応援し続けていこうと思います。
清水希容さん本当にお疲れ様でした。
そして本当にありがとうございましたm(__)m
私の中のオリンピックは明日の野球⚾決勝の応援を残すのみです。
どうかアメリカに勝って、金メダル🎖を獲ってください✨
残り2%の気(念)で応援させていただきます。
では今日も生かしていただけていることに心より感謝します。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。