今日は全国的に暑くなり、大雨が終ったかと思ったら二度目の梅雨明けで
真夏が帰ってきたような変な感覚です。
昨日からパラリンピックも本格的に競技が始まり、早速、水泳で山田美幸
さん(14)が銀メダル🥈、鈴木孝幸さんが銅メダル🥉を獲得しました。
日本チーム最年少の山田美幸(14)は女子100m背泳ぎ(運動機能障
害S2)に出場し予選を全体3位で通過すると決勝では見事に2位、今大
会日本チーム第一号のメダリストに輝くとともに、1984年陸上100
mで銅メダルの嶋津良範さんが記録した16歳の最年少メダル記録も大幅
に更新しました。
私はこの二人の泳ぎを含めテレビで観ていた時に涙が溢れてきました。
それは日本人がメダルを獲ったからでもなく、障害者が泳いでいて何か可哀
想という哀れんだ感情でもなく、自然と涙が溢れてくるのです。
その現象は何故起きるのか自分なりに考えてみました。
そして出た答えは、単純に必死に頑張っている姿に感動しただけではなく、
私にはない強さに感銘を受けたからではないかというものでした。
私も26年前に救急搬送され、原因不明の症状に苦しみ、もがき、生きては
きました。
だいぶ改善されたとは言っても、正直、現在も時折、時と場所を選ばずに発
作的に強い症状(パニック発作)に襲われますし、強い浮遊感や動悸、倦怠
感等々で短時間立っていることすら辛い日があります。
そんな時は慣れっこになっているとは言え、多少の心の落ち込みはあるのが
事実です。
何故にこの苦しみから、いつになったらこの苦しみから抜け出す事ができる
のかと。
ただ私は症状が治まっている時には健常者として何の(アルコール以外)制
約も受けることなく好きな事をして日常生活を送る事ができます。
それに自らが体調不良だと言わない限り他人からは一切、持病があるなどと
は見られません。
しかし心の奥底では「あ~何でこんなに苦しまなきゃならないんだ、もうい
い加減、宿命の学びから抜け出したい!」と弱音を吐いている自分がいるの
です。
発病から長い時間、働けない、家事や育児ができない、日常生活が不自由な
言い訳ばかりを探してきました。
そんな生き方では永遠に病の克服(学びからの卒業)はないし、人生もった
いないと真に気付いたのは、ここ5年程です。
それほど未熟で弱い人間なのです。
そんな心持の私が先に記したメダリスト二人を含む、パラリンピックの水泳
を観ていて、勇敢にプールの水の中を泳ぐ姿に真の強さと誇りを感じたのが
私の涙の理由だと思うのです。
彼ら彼女らからは人生を生きる上での小さな計算や言い訳みたいなものは一
切伝わってきません。
そこに私は生きるの真の姿を見ている気がしたのです。
そうです、私なんぞが言い訳ばかりで逃げ回って生きていたら神様に好かれ
るはずはないのです。
パラリンピックは、そんなスピリチュアル(霊的真理)の基本を改めて教え
られているように思うのです。
ですからこれからも目を背けることなく、心の目も見開いて観ていきたいと
思います。
がんばれNIPPON!
頑張れみんな!
では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。