今日は8月31日、言わずもがなの日ですね。
そう「野菜の日」です。
何となく9月の声を聞くと、もう秋だなぁ~(実際はまだ暑い日も多い)と
感じるから日本人の季節の感覚は不思議なものですね。
で、話戻して1983年(昭和58年)に食料品流通改善協会などが、野菜
の栄養価や美味しさを見直してもらおうと制定したそうです。
私が25年間身を置いた小売業界の多くの時間を「野菜・果物」に関係する
部署にいました。
そこではバイヤー経験もあるし、何せ事務所が市場内にあった時間が長かっ
たので海外を含め全国各地へと出張に行ったのです。
もともと旅好きだったので、海外だろうが国内の辺ぴな所であろうが喜んで
出掛けて行ったものです。
ただ宿泊を伴う出張では夜の接待がつきものなのですが、JAとか経済連と
かの関係者との会食はまだしも、直接、地元の農家さんに接待される時が結
構キツイものがあるのです。
それはとにかく酒を飲まされることです💦
数件の農家さんとで会食、いや大宴会を用意してくださり、それはそれは飲
めや飲めやで大変なのです。
こちらは接待される側ですからむげには断れないし、せっかくの熱い気持ち
を台無しにするわけにもいきません。
なのでこちらも覚悟を決めて挑みます💦
当時、何度か出張に同行した先輩社員さんで酒の弱い方がいたのですが、ホ
ントにきつそうでしたね(笑)
現在はコロナ禍ですから接待もないのでしょうけど、とにかく人と人との付
き合い方のイロハを教わった出来事でもありました。
これを書くとカンの良い方だと、小売業界と言っても具体的に企業を特定さ
れそうですが、私の属していた所では「野菜・果物」は有機栽培や無農薬・
減農薬・低農薬に拘りが強くありました。
ですから野菜に虫がついているのも当たり前だし、船便で届くレモンやグレ
ープフルーツにカビがある事も当たり前の状態でしたね。
それでも各ご家庭に安心・安全な食品を届けたいという使命感でリスクを承
知で扱いをしていたものです。
最後に多くの方が常識と誤解されている事を一ネタ書いて〆させていただき
ます。
現代では農産物の栽培技術そのものが進化しており、かつてのように大量の
農薬を蒔いて育てるなどということはほとんどしていません。
どこも必要最低限に止めております。
なので微量な残留農薬の問題はあるのはありますが、農産物をご家庭で使用
する際は流水でよく洗えば、ほとんどの農薬は流され落ちてしまいますので
気にする必要はないのが事実です。
今では食品専用の洗剤まで売ってはいますが、昔の笑い話のように食器用洗
剤で野菜を洗ってサラダを作っていた時代とは違うのです。
ですから、あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ(*^^)v
繰り返しますが、流水でよく洗って下さいね。
そして健康な体をつくるためにも食事はバランスよく、野菜を多く摂って、
コロナウイルスなどに負けないようにして下さいね。
では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。