kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

忘れられない交通事故

みなさん昨夜は中秋の名月🌕は見られましたか?

私は雲の隙間から見る事ができました✨

 

さて只今「秋の全国交通安全運動期間(21~30)です。

もう私もいい年齢になってきましたから、すっ飛ばして走る事もありません

し、当然の事ながら出来るだけ道交法を守って運転しております。

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私は今までにいくつかの違反で反則キップを切られたことはありますし、

自身からは一度もありませんが、4回程、運転する車に突っ込まれる事故を

経験しています。

一度は反対車線を走ってきた原チャリが私の車の運転席のドアに突っ込んで

きてドアが大破したり、もう一度は右折で停車時に追突されたり、もう一度

は大きな交差点の右折レーンで停車していたら前のトラックが急にバックし

てきてボンネットが大破したりしました。

最近では通常走行している時に一時不停止の車に真横から突っ込まれ(オフ

セット衝突)、さすがにその時は念のため病院に行くと軽い頸椎捻挫と診断

されました。

事故は自身が悪く(加害者)なくとも、何とも後味が悪く嫌なものですよね。

 

しかし、お題にある「忘れられない事故」は、これらの自身が遭った事故で

もなく、先日、記事にしたハワイでの交通事故でもなく、高校生の時に出く

わした交通事故のことなのです。

 

それは私が高校2年生の時の出来事です。

私の通っていた高校は徒歩で15分程、チャリ🚲で5分程の所にありました。

そこで真面目な生徒ではなかった私は週に何度かは学校をバックレ(脱走)

て家に帰って昼飯を食べたりしていました。

ある日も友人とバックレて私の自宅で昼食を食べたりし、午後の体育の授業

に出る為に徒歩で自宅から学校に二人で向かっている時にそれは起きました。

 

私と友人が歩いていると一級上の先輩が運転するニケツ(二人乗り)の単車

(バイク)が爆音を上げながら走っていったのです💨

我々はその姿を目で追っていました。

すると100m程先で公園から飛び出してきた男の子と出合い頭に衝突して

しまったのです。

その一部始終を目撃していた我々は、今でもその瞬間に男の子が宙を舞い、

10mは飛ばされたでしょうか、その光景が脳裏から離れないのです。

我々は一瞬ハッと息をのみ、次の瞬間には事故現場に向かい走っていまし

た。

我々が到着するのと時を同じくして一人の女性が男の子に駆け寄り、名前

を連呼しながら出血のひどい頭を抑えながら「誰か救急車!」と叫んだの

です。

すると騒ぎで出てきた近所の方が自宅に電話を掛けに戻りました。

また一人の女性が男の子の名前らしきものを叫びながら駆け寄ってきまし

た。

どうやら母親のようです。

成す業なく子供の様子を伺っていた私達は錯乱状態になっている母親らし

き女性をなだめるのに必死でした。

その女性を放っておくと、大けがをしていて意識のない男の子を抱きかか

えんばかりの勢いだったからです。

我々も高校生ではありましたが、頭に大けがを負っている人を下手に動か

してはいけない事くらいは知識はありました。

その騒然とする中でふと少し離れた場所を見ると、バイクに乗っていた二

人も転倒し道に座り込み、腕を抑えながら大変痛がっている様子に気付き

ました。

錯乱状態にある女性を友人に任せ、私は先輩二人のもとに行き「大丈夫で

すか?」と声をかけました。

すると弱弱しい声で「折れてるみたいだ」と告げてきたのです。

私はすかさず近所の人のもとに行き救急車の追加を要請するようにお願い

したのです。

そして、どのくらいの時間が経過したのか分かりませんが一台の救急車が

到着し救急隊の男の子への処置が始まりました。

間もなくパトカー(警察官)も到着し、一人は男の子の元へ、一人はバイ

クを運転していた先輩たちの元へ行きました。

私が聞こえたのは警察官が「君たちがぶつかった事に間違いない?」「君

たちも怪我してるね?」と尋ねていました。

そして警察官はしきりに無線で何かを話していました。

でも一番気になったのは、救急隊がかなり焦って活動しているように見え

たことです。

少し離れた場所にいた私にも一刻も早く搬送したいというのが伝わってく

る程でした。

そして男の子は搬送されていきました。

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そして、かなり遅れて後発の救急車が到着し先輩達も警察官が同乗し搬送

されていきました。

 

その後、応援に来た警察官に我々が見た一部始終を聴取され、連絡先など

も聞かれ、この後、私と友人は授業に遅れるかもしれないことなど忘れて

いて、事故に遭った男の子が無事であって欲しいと願う気持ちしかありま

せんでした。

 

私は今まで幾多の事故や事件に遭遇して様々な修羅場も経験してきました

が、どうしてもこの交通事故だけは鮮明に脳裏に焼き付き離れないのです。

 

その後。事故現場に花束💐などは見られませんでしたので、男の子は一命

を取りとめたと確信しております。

 

交通事故というのは加害者であれ、被害者であれ、一瞬にして人生が変化し

てしまう人生の一大事ですので、どうか皆さんも十分に気を付けてお過ごし

くださるよう申し添えておきます。

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。

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