まずは「瀬戸内寂聴」さんの訃報に心からお悔やみを申し上げ
ます。
大正から令和まで4時代を生き抜いた、作家で僧侶の寂聴さん
は99歳で生涯を閉じられましたが、きっと現世に悔いもなく
安らかな心持ではないかと推測いたします。
こんなにも愛に生き、愛を解き、無償の愛(大我)を貫いた方
はそうはいないと思います。
このブログの読者さんでも、寂聴さんのユーモラスな法話を楽
しみにしていた方は多くいらっしゃるのではないかと思います
が、しばらくは霊界に戻り、ゆっくりと過ごしていただきたい
ものですね。
長い間、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう✨
話は変わりまして、昨日、テレビを観ていて、ある場面から想
い出した「関越自動車道」での出来事を少し書いておきます。
私が若い頃はスキーブームで冬は休みの度に、どこかのゲレン
デに行っていました。
その日は会社のスキーツアーの日でしたが、私は仕事の都合上
乗合で行く観光バスには間に合わず、後から同僚たち数名でマ
イカーで向かうという段取りになっていました。
仕事を終え、同僚の車(ワーゲン)に4人乗り込み、関越自動
車内では他愛もない話をしながら楽しく向かっていたのですが
いるときにそれは起こりました。
関越自動車道の下り線を走った事がある方は分かると思います
が古い型の車(ワーゲン)が4人の大人と荷物を載せて100
㎞で走行するには結構な坂なのです。
そうして後部座席に座っていた私が何か車の後ろに明かりを感
じたのです。
一度振り返った時には何もなく、ただの気のせい(霊の話では
ありません💦)かと会話に戻ったのです。
しかし、どうしても私の後方に明るい光を感じるのです。
これは何かあると身体ごと振り返り後方を凝視すると、車の後
方に火花が散っているのです。
私はすぐに「おい、ヤバイ!車から火花が出てる!」と皆に聞
こえるよう言いました。
すると皆は「え!火花?」と楽しい会話から一転し真顔になり
ました。
そして、その火花はみるみると増えてきました🔥
私がドライバーに「車を停めて!逃げよう!」と告げると、す
ぐさま車を路肩に停車させました。
そして車から脱出しようとした時に一人の人間が「爆発する~」
と叫んだのです。
皆は取るものも取らずに急いで車外に出て夜の高速道路の路肩
を走り50m程離れた場所から様子を伺っていました。
しかし爆発どころか火が出る様子もありません。
しばらくして私がドライバーに「どうしましょうか、念のため
JAFFでも呼びましょうか?」と言うと皆が「そうだね、動かす
のは危険かもね」ということになり非情電話で助けを呼ぶこと
になりました。
そして寒空の中しばし待つと初めにパトカーが着ました。
警察官が停止版やパイロンなどを立て安全を確保してくれて
「車から火が出たとの通報ですが怪我人などはいませんか?」と
我々は「身体は大丈夫です」というと警察官は「そうですか、状
況を聞かせてください」とのこと。
そして私とドライバーと警察官で話をしているとJAFFの車が到着
しました。
そして、ここにいては危険なので一番近いサービスエリアまで牽
引すると言ってきました。
そして我々はパトカーとJAFFの車に乗せてもらい牽引してもらい
ました。
サービスエリアに着くと端の方の人気のない所に誘導され、車の
チェックがなされました。
そしてJAFFの方から出た答えは
「最近、マフラーを交換なされませんでしたか?」と問われドラ
イバーは「先週、車検で取り替えました」との返答。
するとJAFFのスタッフは「マフラーの中の石綿が燃えて火花
が出たんですね特に問題はありませんよ」と。
私は、へ~あんなに手持ち花火みたいに火花が出ていても問題な
いんだぁ~と訝しげに思いながらも専門家が大丈夫というならそ
うなのだろうと。
警察官も「今回は状況が状況ですのでキップ等は切りませんから
安全運転でお願いします」と言い残し去っていってしまいました。
我々は安堵と釈然としない気持ちの間にありましたが、とにかく
大ごとではなくホッとしたという出来事の話でした( ;∀;)
当時も事後は酒の肴の笑い話になりましたが、その場の当事者と
しては冷や汗ものだったんですよ~わかってもらえますか~😅
まぁ~人生とは経験と感動の積み重ねってことで…
次の日には思い切りスキーを楽しみましたけどね(*^^)v
では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。