元旦とし、新年の始まりであることから、一般的に立春に節分を
行うようになりました。
節分とは一般的に邪気を祓い無病息災を願う行事と言われていま
す。
いにしえより「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ
ており、また「この時期(2月上旬)はまだ寒く体調を崩しやす
い」ことから新年を迎えるにあたって邪気を祓い清め、一年間の
無病息災を祈る行事として追儺(ついな)という行事が行われて
きました。
節分に炒った大豆をまくのは何故?かというと、古来より日本人は
言霊の存在を信じ、言葉と霊力に意味を与え、それを生活の中に取
り込まれてきました。
豆をまくようになったのは室町時代とされ、豆に魔の目👀(鬼の目
)を滅ぼすということに由来されているという説があります。
それに、いにしえでは「鬼」とは「疫病」のことを指すという説も
あります。
現代でも目に見えない新型コロナウイルスなどに苦しめられている
のですから、当時は正体のわからない疫病を「鬼」として扱った事
には説得力があります。
大流行りした「鬼殺隊」も本当に存在したとかしないとか・・
また豆は五穀(米・麦・ヒエ・アワ・豆)の象徴であり、農耕民族
である日本人はこれらに神が宿ると信じていたからです。
また近年は節分と言えば「恵方巻」というようなメジャーになり
ましたが、発祥は大阪で節分に恵方を向き願い事をしながら太巻
きを黙々と最後まで食べるとされています。
でも、太巻きの一気食いはキツイものがありますので切ったとて
何らご利益に問題はありませんので悪しからず(^▽^;)
今年の恵方はご存じの通り「北北西(より北より)」です。
それと、これは健康(身体)を考えての事だとは思いますが
「けんちん汁」を食すと良いとも言われているそうです。
「恵方巻」だけではのどに詰まるので、併せて「けんちん汁」も
ご用意してみてはいかがでしょうか・・
てなことで「節分」は読んで字のごとく「節」を「分ける」日で
ありますので、スピリチュアルに関係している人や占いなどに関
連している人たちからは本当の正月は「節分」であると重要視さ
れています。歴史的にみてもそうですよね。
皆さんも今日の「節分」は、疫病退散・無病息災を願い、明るく
前向きに元気に過ごしていきましょう(*^^)v
では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。