kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

運命とて過酷過ぎる

明後日に降るものが何とか雨☔にならないかと祈るキセキサポート

です。

 

さて早速ですが昨日のオリンピックの話です。

よく「オリンピックには魔物がすむ」と言われていますが、まさに

昨夜はそれをまざまざと見せ付けられてしまいました。

 

先ずはスピードスケート女子1500mの高木美帆さんです。

戦前は絶対的な金候補と言われていました。

それは観て応援する私たちも大いなる期待をしていたわけですが、

結果は「銀」メダル。

なんと先にオランダのブスト選手がオリンピック・レコードをたた

きだし首位に立ちプレッシャーをかけたのです。

これには数多の経験を積んできた高木さんと言えども平常な精神で

臨めるわけがありません。

結果0.44差で敗れてしまいました。

私には最後の1周で上半身に力みがあり脚が付いてこずに、いつも

の滑らかなスケーティングではなかったように見えました。

結果的には「銀メダル」でも凄いことなのですが、こんなはずじゃ

ないと驚いているのは高木美帆さんご自身だと思います。

普通にやれば勝てる!その普通をオリンピックという舞台でやりき

る難しさを痛感したのではないかと想像するわけです。

 

そしてジャンプ混合団体の高梨沙羅さんの出来事です。

こちらは戦前、上位各国で混戦ではと言われていました。

そして競技が始まり、高梨沙羅さんが1本目に大ジャンプをした時

には日本中がメダルへの大いなる期待を抱いたと思います。

ご多分にもれず私もそのうちの一人です。

そして競技が進んでいくなかで無情な知らせがテレビに流れまし

た。

高梨沙羅さん失格」です。

はじめ私には何が起きて、何の事だかまったく理解できずにいまし

た。そして着用しているスーツの規定違反であることが告げられて

はじめて起きている事が理解できました。

実はこの失格の実況が流れる少し前に、テレビ画面に顔を覆いうず

くまる高梨さんの姿が一瞬映し出されていて私は「ん、どうした?

何かあったか?」と嫌な予感がしていたのです。

このスーツの規定違反はジャンプにはよくある事だとの解説を聞き

ましたが、何でこのオリンピックという舞台でそれが起きるのか、

それなら事前にチェックすることは出来ないものなのかと思ってし

まいます。

ジャンプのコーチ陣の責任者も「スタッフのミスです」とコメント

していましたが正に「魔物がいる」としか言いようがありません。

しかし何をどう言っても起きてしまったことは仕方がありません。

それが現実なのですから。

高梨さんは気丈にも責任感だけで2回目も飛びましたが心中を察す

るに余りあります。

高梨沙羅さんは真面目で責任感が強く、繊細な心の持ち主であると

お見受けしますので、今、どんな精神状態でいるのか非常に心配に

なります。

これが高梨沙羅さん25歳の運命であるとしても、あまりに過酷過

ぎます。

私は常々「人生で起きる出来事には偶然はなく全ては必然、責任主

体である」と言っています。

この理論に間違いはなく、このことの前提となっているのは、人生

で起きる出来事というのは自分で決めて(選んで)きているからな

のです。

でも、私も数多のカウンセリング経験や学びを積んできたつもりで

はありますが、さすがに今の高梨沙羅さんに掛けてあげる適切な言

葉がみつからないのが本音です。

もし私が側に居たとしても、ただただ寄り添ってあげることぐらい

しか出来ないと思います。

高梨沙羅さんの心が心配です。

いくら自分で決めてきた宿命(人生)であったとしても、今を乗り

切る事ができるかが・・・

今、絶望のどん底にいる高梨沙羅さん、日本の故郷に帰ってゆっく

り休んでください。

誰もあなたを責めたりはしませんから・・・

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。

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