今日で東日本大震災から１１年になります。
死者１５９００人・行方不明２５２３人・関連死３７８６人と
原発事故による避難者３万人以上、数字だけみても未曾有の災害で
あったことがわかります。
この日、私は朝起きてから体調が悪く、日課のおつとめをし何とか
午前中は仕事をしたものの、どうしても耐えられずに午後から家に
帰り、軽くお腹に入れてからリビングのソファーでゴロゴロしてい
ました。
体調が悪いのでテレビは付けていたものの観てはいないし、かとい
って昼寝もできないどんよりとした時間を過ごしていました。
そしてあの２時４６分を迎えました。
最初は遠くの方から聞いた事も無い、ゴ～っという地鳴りが聞こえ
だし、ほどなくゆっくりとした横揺れが始まりました。
その時は、あ、地震だとは思いましたが、直ぐにおさまるだろう程
度にしか思っていませんでした。
しかし真逆で揺れは大きくなる一方だし、おさまる様子もありませ
ん。
リビングに一緒にいた愛犬と一匹の愛猫も異変にウロウロしている
し、我が家は土砂災害特別警戒区域に指定されてもいるので私も身
の危険を感じ、玄関のドアを開け、いつでも逃げられるように構え
ていました。
そして揺れは３分近く続いたでしょうか、おさまってリビングに戻
ると付いていたテレビの中ではアナウンサーが引きつった顔で必死
に落ち着くようアナウンスメントしていました。
私は直感的に大災害（天災）にみまわれたことを感じとりました。
幸い我が家には大きな被害はありませんでしたが、時々刻々とテレ
ビの速報で観る状況に事の重大さを認識していきました。
そして私の心も少し落ち着いたころから、実家の一人暮らしの母の
心配、義父母の心配、仕事に出ている妻と長男、学校にいっている
娘の心配、福島県に多く住む親せきの心配と頭の中を駆け巡りだし
ました。
その時には自分の体調不良のことは忘れていました。
そして一番初めに母に電話を掛けました。
すると仏壇が倒れたり、茶箪笥の物が散乱したりはしたが身体は無
事だから大丈夫との言葉を交わすことができ安堵しました。
そして次に義父母に電話すると、やはり茶箪笥の中の物が出て割れ
たりはしたが身体は無事だから大丈夫だと聞け安堵しました。
そんなやり取りとしていると程なくして娘が学校から帰宅して来ま
した。妻もじき帰宅をしてくれました。
点けっぱなしのテレビで流れてくる被災地（東北３県）の光景や被
害の情報に心を震わせながら、絶え間なくくる余震の中、私は何を
すれば良いのかを必死に考えていました。
しかし答えは出ませんし、何をどうして良いかはわかりませんでし
た。
福島県の父方の実家（本家）にも親戚にも連絡はつきません。その
ことも私の心の冷静さを奪っていたかもしれません。
そして夜のとばりが降りる頃に息子から連絡が入り、無事だけど帰
宅は何時になるか分からないとありました。
これが震災発生から数時間の経過です。
今思うと、この朝からの私の体調不良は地球の波動の乱れを感じと
り、大災害（天災）が起こることの予兆であったと言えます。
その事が事前にわかっていれば、少しでも被害を減らすことができ
たかもしれないと未だに悔いることがあります。
自然（天）相手に傲慢ですけどね。
これが私の発災時の状況なのですが、私はこの東日本大震災をうけ
歩き、浄霊と鎮魂の旅をしたいと考えるようになりました。
私は天から与えられた能力として、多くの方には視ることができな
いものを視ることができますし、声なき声、高次の存在や魂の声を
聞くことができます。
ですのでその能力を遣い、津波などにより奪われた命（魂）の未浄
化な霊（魂）を少しでもあの世（真の世界）に還してあげたいと考
えているのです。
そういう事が私の生まれてきた使命なのではないかと強く感じる
のです。
人間の記憶というのは日々どんどん更新され、物事を忘れていく
性質があります。
これは、そうしなければ真っ当に生きてはいけない防衛反応でも
あるので至極当然のことではあります。
しかし脳や肉体から記憶は薄れても魂の記憶は永遠に残ります。
ですので、その記憶（経験）を後世に活かさないのはもったいな
いのです。
きっと近く、北海道方面や南海トラフ、関東地方でもまた大きな
地震があると感じます。
その時に歴史的に大きな犠牲をはらってきた教訓を活かしていな
ければ、その御霊たちにも失礼というものです。
今日の２時４６分に私は全身全霊で黙祷を捧げ浄化を祈ります🙏
どうかこの記事を読んで下さった方々で関東以西にお住みの方々
も今日という日だけは東北に手を袷てやってくださいませ👋
今日という時間を生きていることに感謝をこめて・・・
では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。
