あるテレビ📺番組を何気に観ていて、私の価値観に近い内容の
話が出ていて共感したことを少し書きます。
私は29歳で宿命の病に倒れ、前世からの因縁(カルマ)を克服
すべく現在まで生きてきました。
お題にもした「克服」という言葉には「病を克服する」とか「苦
手を克服する」などの使い方をするケースが多いかと思います。
私も様々に襲ってくる体調不良と闘いながら「克服」してみせる
と、もがき苦しみながらも必死に生きてきたつもりです。
ですが当初は「克服」というと、病の完治であったり、因縁(カ
ルマ)の解消であったりと100%の解決を目指していました。
しかし、月日と経験と感動(喜怒哀楽)を積み重ね生きて修行を
していくうちに価値観が変化し本質が視えてきた感じを受けてい
ます。
そのこころは「克服」=100%の解消ではないという事です。
病を例にすれば「克服」を完璧に100%完治を臨むから心身共
に辛く苦しい思いをしなければならないのだという事がわかった
のです。
私の価値観の変化がここにあります。
何も「宿命の病」を完璧に治さなくても、上手に付き合えて、ほ
どほどに生きていければ、それで良いのでは・・という事です。
病の種類にもよりますが、もし癌という病に罹ったとして、その
癌を100%完治させるには、相当な労力と金銭と決意と運を必
要とします。
それに相当な精神力も必要になります。
しかし全ての点において70%程度で由とするように設定したら
どうでしょうか・・
様々なことが楽になり人生も豊かに過ごせるのではと思うのです。
要するに100%の完璧を臨むのは、あの世に還る瞬間で十分で
何事も70%程度で余力(遊び)を残した生き方をすれば、肩の
力も抜けて良い具合に日々を過ぎせるのではという考え方です。
私は様々なスポーツを経験してきましたが、100%の完璧を
求めて、10割の力を入れると、どうしても力み過ぎで上手く
いかないケースが多いのです。
それを7割程の力で行うと良い感じの脱力感で好結果を得られ
る事が多かったのです。
人生も万事において7割程の力の入れ具合で過ごせばという
「価値観」と言う事です。
機械でも人間でも100%の全力で稼働し続ければ疲労して壊
れてしまいますからね😄
何てことを書いてみましたが、皆さんはいかがお考えになりま
すでしょうか?
では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。