人が生きて行くうえで大切にしている言葉が誰にでもあるのでは
ないでしょうか。
教訓や共感、戒め、口癖などなど、日々の暮らしの中で頭の中で
繰り返し唱える呪文のようなもの。
身近なところではアーティストが奏でる詩に大きな影響を受けた
ということも多いかもしれません。
私が約２７年前に「宿命の病」に倒れ、様々な経緯の末に辿りつ
いたのが「スピリチュアリスト」として生きる道。
私の人生では善い行いもしてきましたが、多くの悪行も犯してき
ました。
その愚かさに気付き「生き方を変えよう！」と決心し、どんなに
心身が辛い時も自身で決めた道を歩むために大切にしてきた詞が
あります。
それは「相田みつを」さんのものです。
紹介してみますね。
「道」
いちずに一本道 いちずに一ツ事
観音さまに助けられ 佛さまに守られて
曲りなりにも一本道 迷いながらも一ツ事
肉体的・精神的に辛い時にこれを念仏のように唱えます。
私なりの解釈だと、自身が決めた覚悟を貫くには様々な障害が
待ち受けている。
すると時に無性に無力感や孤独感に苛まれる時があります。
しかし、どんなに道は険しく辛くとも決して孤独なんてことは
ないし、信念を貫くということは大いなる誇りであると感じる
のです。
そんなことを私に言い聞かせてくれる作品であるのです。
それともう一つ大切にしている言葉（口癖）を記しておきます。
これは私のブログの読者さんになっていただいている方々には
耳タコかもしれないものです。
それは「人生は経験と感動（喜怒哀楽）の積み重ね」です。
人が何故、地球上に生まれてくるかを簡単に言えば、魂（霊格）
を向上させ神様に少しでも近づくためです。
死んであの世（霊界）に持って帰れるのは、人生という旅路で
魂に刻んだ経験と感動（喜怒哀楽）しかないのです。
どんなにお金持ちになろうが、地位や名誉を手に入れようが、
そんなことは地球上（現世）の物質界でだけの話。
あの世（霊界）で価値を計るのは霊格の高さだけなのです。
ですから、せっかく今世に生まれてきたなら良い事も悪い事も
一見無駄に思えることも悲喜こもごも沢山の経験を積む事こそ
が大事なのです。
何か説教じみた内容になってしまいましたが、皆さんも人生に
無駄な事など一つもないと強く意識して日々をお過ごしくださ
いませ。
では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。
