kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

アスパラ事件

昨夜の夕食に「アスパラの肉巻き」が出ました。

これは私の大好物の一つなので嬉しかったのですが、アスパラを

見る度に思い出すある事(事件)があります。

それは私が新社会人として小売業界のとある店舗の青果担当とし

て配属されて間もない頃の話です。

当時のスーパーマーケットはまだレジは手打ちでしたし、消費税

なるものも当然ありませんでした。

それに今では当たり前に存在する少量パック(核家族向けに小分

けされた商品)も、ほとんどありませんでした。

ですので商品を発注する際も、ほとんどがケース単位での取扱い

だったのです。

それが私が入社した新人の時に改善される運びになったのです。

何故なら青果物で例えれば、当時は需要がほとんどなかった「紫

玉ねぎ」は私が配属された店では滅多に売れない商品だったので

す。

しかし品揃えと売場の色取り(カラーコントロール)の目的で置

きなさいと指導されるのです。

でも1ケース発注すると10個から15個は入荷してしまいます

ので、ただただ劣化を待つ、食品ロスもいいところの商品だった

のです。

このような事例から、出来るだけ店舗の販売数に則した入荷数を

実現する旨の改善がなされたのです。

と、ここまでは、へ~という話で終わるのですが、ある日にその

事件は起きたのです。

 

当時、私が居た店舗は青果の正規職員は私一人でした。

ですので私が休みの日は違う方が応援に入るか、パートさんのみ

で業務を遂行していたのです。

ある日、私は公休でしたので事前に発注書に次の日のオーダー分

を記入し代替の方に引き継ぎをしていました。

その中にアスパラのオーダーがあったのです。

私の意図としては「20束もあれば良いか・・」と、発注書には

20と記入したのです。

しかし、まだ小分け発注の仕組みが浸透しきっていなかったので

代替の方は「20」とオーダーしたのです。

本部で発注を受けた側も何の疑念も持たずに「20」と受けたの

です。

もう皆さんお分かりですね💦

そう次の日に私が出勤し入荷した商品を見て青ざめました(;゚Д゚)

なんと「アスパラ」が20ケース入荷してきたのです。

1ケースが50束入ですから、1000束入荷してきたのです。

20束で十分のところが1000束って、50倍の数量です。

私は今でもその時に一瞬思考が停止した事を鮮明に記憶していま

す💡

私はまだ新人ですし、他の職員もまだ出勤していなかったので、

とにかく本部に電話☎をしました。

バイヤーに事情を話すと指示はこうです。

「とにかく近隣の店舗にかたっぱしから電話して、可能な限り

引き取ってもらえるようにしなさい。残った分は多少の原価値引

はするから頑張って売って」です。

私はかたっぱしから電話を掛けまくり、何とか400束程は引き

取ってもらえる段取りがつきました。

しかし残りの600束は自力で何とかするしかありません。

そこで店長と相談して「とにかく売場のトップに大陳列してバン

ドル(1Pいくら2Pいくらの組み合わせ販売)かけて捌こう」

ということになりました。

そこで先ずは1束100円、2束188円で売り出しました。

因みに定価は198円です

しかしお客さんの反応は「あら安いわね~」ですが、そこまで

手を伸ばしてくれません。

そこで私が取った行動は「どうせ捨ててロスになるくらいなら

少しでもいいから金に換えよう」です。

で、私は売場に商品を持って行き、店に来る人皆に声を掛けて

「2束98円で良いので買ってください」と対面販売を仕掛け

たのです。

我々の昼食を作るまかないパートさんの協力も得て、炒めアス

パラの試食も出して、なりふり構わず声掛けをしました。

すると一日で400束くらいは捌けたのです。

次の日は流石に対面販売はできませんでしたが、何とかほぼ売

り切ることが出来たのです。

しかしながら大赤字である事実は変わりません😢

 

私が発注書のアスパラの欄の20にPの文字を付けてさえいれ

ばこんな事は起きなかったのです。

でも後日バイヤーに聞いたら、その日の市場に入荷したアスパ

ラの半分近くが我が店に送られたそうです。

だったらおかしいと思ってよ~って話ですよね(;_;)/~~~

 

まぁ今となったら、良い想い出だし笑って話せるけど、当時の

新人の私には脂汗しか出ませんでしたよ(>_<)

いくら私がアスパラが好きでも、もうこんな事は懲り懲りです。

こんな、アスパラを見ると想い出す出来事(事件)でした😄

みなさ~ん、先入観や思い込みには十分に注意しましょうね~

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。

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