kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

男女なんて関係ない

日曜日はブログで「のんびり宣言」して、宣言通り特に何をするわ

けでもなく過ごしたわけですが、JRA日本中央競馬は夏競馬🏇

に突入し函館・福島・小倉の各場で開催されています。

どの競馬場にも、美味しいグルメを求めて出掛けたいところではあ

りますが、今の私にはそれは叶わないので昔の想い出で我慢してい

ます💦

そして各場のメインレースを中心にスカパー観戦をしていて、小倉

競馬場で歴史的な瞬間?になるかもしれない場面に遭遇しました👀

 

小倉競馬場のメインレースはCBC賞という、芝1200mの短距

離戦で人気も割れ気味で混戦ムードでした。

私も簡単に予想だけして、今年デビューの新人騎手で女性で勝ち星

を重ね注目されている「今村聖奈騎手」が48㎏という軽量で位置

も前目に行けそうな馬に注目することにしました💡

するとスタートして間もなく、ハナ(先頭)に立ちけれんみのない

逃げで走って行き、直線を向いたところでグイグイを後続を突き放

し、1分5秒8という1200mの日本レコードのタイムで勝ちま

した。

このタイムで走るお馬さんもさることながら、馬の力を信じて騎乗

する今村騎手、新人で女性で重賞レース初騎乗、初勝利は初の快挙

です🎉

いくら負担重量が48㎏と軽量だとは言え簡単にはいきません。

この今村聖奈騎手は特別な星のもとに生まれていると感じました✨

それを確信したのが小倉の最終12Rです。

今度はダート(砂)の1700m戦で、今村騎手は一番人気におさ

れていましたが大外枠からの発走で道中は好意いつけレースは進み

ます。

最終コーナーを周って直線を向いた時には前に数頭の馬がおり、勝

ちにいくには十分な進路がとれない、所謂、前が壁という状態でし

た。

そこで並みの騎手(新人)なら馬群の外を走らせる進路を選択し、

結果的に距離ロスで前まで届かずに負けるというのが多いです。

しかし彼女(今村騎手)は躊躇なく最内の1頭分あるかないかの進

路を取り見事に勝利を飾りました。

いや~この度胸には本当にビックリ\(◎o◎)/!

この騎乗を見て「これは本物かもしれない・・」と確信したので

す。

現在JRAには4人の女性騎手が居ますが、何かと比較される

藤田菜七子騎手でも重賞を勝ったのは4年目です。

それに藤田菜七子騎手はスタートはトップレベルに巧いのです

が、良く言えばフェアプレー、悪く言えば優し過ぎるのでレース

での位置取りや進路取りに躊躇や遠慮が見られます。

それが今村聖奈騎手は、まだデビューして数か月なのに自分の

レースをしようとします。

この負けん気の強さというか、冷静さと度胸が競馬には必要なの

です。

競馬は400㎏をゆうに超える馬を御して行う競技ですので、

どうしても男女の体力(筋力)差がハンディキャップにはなり

ます。

ですが、そのハンディを感じさせない騎乗振りは、もはやジェン

ダーレスそのものなのかもしれません。

競馬にはどうしても落馬などの怪我がつきものです。

私が競馬を観る時には、自分の予想もさることながら、とにかく

全員(馬)が無事に走り終えることを祈っています。

今村騎手をはじめ、女性騎手の面々にはこれからも男の騎手に負

けないで怪我なく無事に競馬ファンを楽しませてくれることを

祈っています🙏

これが、のんびり過ごす日曜日の午後の出来事でした😄

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。

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