今日は19年目の父の命日です。
お墓参りの方は昨日、母の仕事が休みでしたので済ませて来ま
した。
命日だからといって特別な事はしませんが、毎朝のおつとめの
際には「日々、家族の見守りをしてくれていると思いますので
念入りに感謝の念を伝え」ました。
父のことは、このはてなブログの記事内で幾度か書いたので覚
えていらっしゃる方もいるかと思いますが、昭和のヤクザ(髪
結いの亭主)な生き方を貫いた人です。
その所業により母も物凄く苦労しましたし、我々子供達も大多
数の方はしないであろう経験をしてきました。
父があの世に還ってからは、意図的に全てを水に流したわけで
はありませんが、笑って話せる想い出に変わっています。
生前は何故か何をやっても人に心底憎まれることがなかった父
ですので、あの世でも楽しく修行に励んでいることと思います。
そんなですから、きっと我々家族や親せき一同を高い世界から
見守ってくれていると確信しています。
ここからは多くの方が誤解していることを解説していきたいと
思います。
それは故人(ご先祖)の存在についてです。
これは年齢が上の方に多い感じはしますが、テレビドラマ📺の
刑事ものなどの台詞(セリフ)にも用いられる「佛さん」が原
因かと思います。
日本では亡くなった方(故人)を「佛さん」と呼びますよね。
このことには問題はないのですが、位置づけが問題になるので
す。
皆さんの中にも誤解されている方がいらっしゃるかもしれませ
んが、亡くなった故人は、あの世に還ったからと言って神仏に
でもなった、もしくは仏(佛)様が持つ力を得たわけではあり
ません。
それなのに自分がピンチの時や、何か願い事がある時などに故
人(ご先祖)に手を袷て🙏願い事をしたりしていませんか?
この行為が問題なのです。
故人(ご先祖)は神仏の力を有してはいないので願い事を叶え
ることはできません。
強いて言えば、願い事をした人の守護霊にアドバイスしたり、
強い念を持って見守る程度しかできません。
それは故人もまたあの世(霊界)で修行を重ねる身である一
介の霊魂にすぎないからです。
ですから亡くなった人に例えば「お父さん〇〇が受験をするの
だから何とか試験が上手く行き合格させてあげてください🙏」
なんて言われても故人(ご先祖)は、あの世(霊界)で困って
いるのです。
そうは言われても、私にそんな力はないんだよ・・と。
ですから皆さん、もう金輪際、亡くなった故人(ご先祖)様に
願い事をするのは止めましょうね😄
では何をどうすれば良いのでしょうか・・
それは何か重要な事があれば「どうか見守っていてね」と手を
袷せば良いのです。
すると「おうそうか・・」と、あの世(霊界)から見ていてく
ださるので、守護霊様の存在同様に孤独ではなく物事に当たれ
るわけです。
たった一人で重要な物事に当たろうとすれば心細かったり、勇
気が湧かなかったりするかもしれませんが、近くで仏様が見守
ってくださっていると思うだけで力が湧くというものではない
でしょうか。
それが気心の知れた身内なら尚更ですよね👍
ですから、今まで故人(佛様)にお願い事をしていたと言う方
は、その誤解を改めて下さい。
しかし亡くなっても大事な家族としての存在(絆)は消えてし
まったわけではありませんのでお間違いなく(^_^)
最後に、キセキ(奇跡)を起こすのは神や仏だけの専売特許で
はありません。
真のキセキ(奇跡)を起こすのは自分自身であることを忘れな
いで下さいね。
では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。