kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

失わなくて済む命(防げる事故)

台風11号は多くの方々の祈りが届いたのか、大きさや勢力の割には

さほど大きな被害をもたらすことなく過ぎ去ってくれそうです🌀

当初はどれだけの被害を日本各地に与えるのか危惧しておりましたが

何とか最小限度で済みそうで、ほっと胸をなでおろしています。

 

さて、新聞やネット・TVニュースなどを見ていると毎日何かしらの

心を痛めるニュースがあるものです。

人がお亡くなりになられたり、怪我をしたりと聞くと、当事者や関

係者の気持ちを思い、どれがどのくらいなどという比較はできない

のですが、昨日、知った事柄は特に心が痛みました。

何となくですが私の個人的な肌感覚で、最近ちょっと多い気がする

のが、子供さんが車の中で熱中症で亡くなるという事故です。

 

先日も母親が人と会っている間に車に放置された二人のお子さんが

亡くなるという痛ましい事故(事件)がありましたが、昨日も静岡

牧之原市で千奈ちゃん3歳女児が、幼稚園バスの中に放置され熱

中症の疑いで、お亡くなりになるという事故がありました。

母親が我が子を置き去りにすることも、私からすれば、どれだけ責

められても仕方のない行為ではあります。

しかし幼稚園の送迎バスに置き去りにされるという事態は想像がつ

きません。

今回の場合は運転手(園長)の他にも付き添いの人間も居たと報道

されています。

それなのに何故にこの事故は防げなかったのでしょうか・・

幼稚園児、ましてや3歳と言えばまだまだ手が掛かり目が離せない

頃であります。

なのに大の大人が二人も居て一人の子をバス内に置き去り(忘れる)

なんて事が起きるなんて・・

きっと送迎時のマニュアルにもなっている点検(車内に残った人は

居ないか、落とし物、忘れ物はないか等)が、きちんとなされていたなら

完全に防げていたはずの事故です。

親御さんからすれば、我が子を幼稚園バスに乗せた段階で保育のプロに

命や健康を一任したわけで、まさかなど想像もせず安心しきっていると

思います。

そう、任せた相手が信頼しているプロだと思っているからです。

それが不注意というにはあまりに簡単過ぎることで、変わり果てた姿で

帰ってくるなど誰が想像できるでしょうか・・

いくら私でもこのような事に触れ、これもこの子の人生(宿命)だ、

なんて言葉でかたづけるつもりはありません。

これはあまりに不条理です。

この幼稚園バスを運転していた方と同乗していた方は勿論のこと、一日

保育を担当していたスタッフも含めて、大きな罪(カルマ)を背負って

しまったわけですから、きっちり罪を償っていただきたいです。

尊い命を防げる事故により失ってしまったわけですから。

お亡くなりになられた千奈ちゃんの成仏を心底願うのは当たり前ですが

親御さんや関係者の心痛をお察し申し上げます🙏

とにかく大人たちは命を軽んじる思い込みや身勝手な行動を戒めるべき

であると思います。

短時間なら、窓さえ開けていれば、慣れているからなど自分の常識(物

差し)で物事をはかるのではなく、常に大人たちは責任感を持ち、想像

力を持って行動して欲しいと強く思います。

 

私もですが、どうか我々は命を軽んじることなく「失わなくて済む命」

を守ろうではありませんか。

もうこのような痛ましい事故のニュースは聞きたくありませんから。

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問頂き誠にありがとうございました🙏

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