kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

歳末も最後まで他人の役に・・

昨夕、年末までの買い物に馴染みのスーパーに行きました。

もう陽がおちて暗くなる頃です🌒

私が空のペットボトルや缶などを店頭のリサイクルBOXに捨てに

行くと、一人の女性(ご老人)が隅に座り込んでいました。

それを見た私は違和感を覚えたものの、誰かを待っているのかとも

考え、その場を去りました。

そして且つての商売柄、年末商戦の売場をくまなくチェックしなが

ら買い物し、正味30分位して店外に出ると、先ほどの女性(ご老

人)がまだ座り込んでいるではありませんか。

私は、これはいかんと直感し思い切って声を掛けてみました。

「おばあちゃん、どうかした具合でも悪い?」と。

すると首を横に振ります。

「じゃぁ誰か待っているのかな?」

それも首を横に振ります。

「じゃぁどうしたん?」

するとご老人は

「どうしてここに居るかわからんようになってしもうた」と。

私はやはりそうか・・と。

私も且つては現場(スーパーの店舗)経験がありますので身元不明

者の扱いには慣れています。

「じゃぁ、おばあちゃんね、もう暗いし寒くなるから家に帰った方

が良いから、名前とか連絡先とか分かる?」

すると首を横に振ります。

「おばあちゃん携帯電話とか持ってない?」と聞くと、それも首を

横に振ります。

確かに女性(ご老人)は薄着で何も所持品はないようです。

おばあちゃんは、ただただ力なく座り込みうなだれています。

「ならわかったわ、おばあちゃんが帰れるようにしてやるから、こ

こから動かないで待っててな」と言い残し、私は店のサービスカウ

ンターへ行き、店長を呼んでもらいました。

すると横にいた男性が店長だったので今までの状況を説明し、警察

を呼んで欲しい旨と、女性(ご老人)が薄着だから警察が来るまで

の間、暖かい場所に保護して欲しい旨を伝えました。

すると店長も二つ返事で「承りました」と言ってくれました。

そして話を聞いていたスタッフが警察に電話を掛けはじめ、私と店

長は女性の所に戻りました。

私は「おばあちゃん、これからお巡りさん来て帰る処を探してくれ

るから安心してな。で、寒いからお巡りさん来るまで、この人の言

う事聞いて、あったかい所に居させてもらい」と。

すると女性(ご老人)は小さく頷きました。

私は「それでは店長、後はお願い致します」と一言だけ告げて帰路

につきました。

店長は女性(ご老人)の両腕に手を添え支えながら歩き店内へと

消えて行きました。

女性(ご老人)が何処から来て、その後どうなったのかは分かり

ません。

しかし昨夜は無事に帰る事ができ、温かい布団の中で寝られる夜

を迎えてくれていることだけを私は願っていました🙏

私は昔っから事件や事故を含む人が絡み、判断や行動を迫られる

場面によく出くわします。

と言うか、今回みたいに自分からそのような場面を引き寄せに行

っているのかもしれません。

でもこれが私の性分で、どうしてもピンときて違和感などを覚え

た事案を見て見ぬふりは出来ないのです。

それを世の中では「お節介」とか「大きなお世話」と言うのかも

しれませんね(^^;

それでも私は、きっと死ぬまでこうして生きて行くのだと思いま

す。

なんかなぁ~、人が困ったり、苦しんでいるのをほっとけないん

だよなぁ~

まぁそれでお役に立てる事もあるやもしれないからね(^_-)

 

では皆さ~ん、あと三日で新年ですよ~

インフルやコロナに罹らないで事故なく怪我なく元気にお過ごし

くださいね~👍

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問頂き誠にありがとうございました🙏

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