kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

私の「試験の思い出」

今回は久しぶりに今週のお題を書いてみます。

50数年生きているうちには学生時代を含め多くの試験を受けて

きました。

大人になって、小売業の企業に身を置いている時に昇進するには

社内の資格試験に受かる必要がありました。

合格しないと係長・課長・部長と役職を上げられず、仕事の幅も

狭まりますし、要するに責任も給料が上がらないわけです。

その企業を体調不良で退職後は保険業界に身を置いたわけですが

ここでも資格を取得しないと業務が出来ません。

その後も冠婚葬祭業界に身を置いた時も資格を所得しました。

故に勉強勉強の日々だったわけです。

それに現在も行っている「スピリチュアルカウンセリング」は国

家資格試験のようなものはありません。

スピリチュアル・カウンセリング「キセキサポート」

ですがカウンセリングには、病に関連した多く相談がきますので

自分の為にもなる民間の「メンタルヘルス」の資格も取りました。

とにかく私の人生は勉強と試験の連続であったかと思います。

その中でも、一番記憶に残っていることについて書きます。

それは「警視庁採用試験」です。

高校卒業後の進路を考えるにあたり、野球⚾でお誘いのあった

大学に推薦で行くか、これもお誘いがあった大企業の社会人野球

をするかの選択肢があったのですが、大学や社会人まで野球を

続ける程に裕福な家庭環境にはないので、私は子供の頃から夢の

一つにあった警察官になろうと決心しました。

親戚には警察官が数名おりましたので、その方々からは常々「警

官になるなら警視庁だ!」と言われていました。

やはり各県警と警視庁では格が違うとの教でした。

そして受験票を手にし、当時は警視庁の警察学校があった東京の

中野に受験に行きました。

その期は高卒採用50名の枠に約1500名の受験生がいたそう

です。

30倍の難関ですので、流石に難しいかなぁ~と弱気になってい

ました。

初日は筆記(学科)試験で、一般教養から何からと小論文、所謂

、公務員試験です。

二日目は適正テストや体力測定に健康診断でした。

この二日目が特に印象的な日で、適正テストでは何故か頭が冴え

わたり、全ての設問で設定時間内に完璧にクリアできました。

体力測定でも周囲の受験生を見渡すと流石に警察官を目指す面々

だけあり、皆さん、がたいは良いし強者ばかりです。

しかし、そこも何故か絶好調で与えられた課題の全てでトップ通

過を果たしました。

自分でも訳が分からいのですが「今日は何だか調子が良いぞ」😜

と、ほくそ笑むくらいに絶好調!だったのです。

そして健康診断では、身長・体重・視力・聴力などを一通り診て

最後に医師の問診だったのですが、パンツ一丁になりカーテンで

仕切られた処に入ると、医師が座っていて、その後ろには一人の

警察官が立って見張りをしていました。

医師は問診と聴診器で診た後に徐に「はい、では立ってパンツを

おろしてください」と言いました。

私は、これか~と思いながら一気にパンツを膝くらいまでおろし

ました。

すると医師は私の局部を持ち上げたりして観察していました。

そして「はい後ろ向いてかがんで」と言われ、お尻の割れ目を

広げられ肛門を診られました。

この一連の検診は流石に恥ずかしかったです(~_~;)

この検診の意味は、いんきんや痔などがないかを診ているそう

です。

要するに団体生活や公務に支障があるものを発見するのが目的

だそうです。

この方法がモラル上、現在でもあるかは不明です。

そんなこんなの一次試験の二日間が終りました。

この段階で手ごたえを感じているとかいないとかはなく、採用

倍率30倍では厳しいだろという思いが強かったです。

ですが奇跡的に一次試験は通過(1500分の150)しまし

た。

二次試験は面接です。

これは私の得意分野というか自信がありましたので難無くクリ

アです。

極意は新聞の一般紙を読んでいること。特に社会面と社説を読

むこと。

それに近況であった事件についての意見を持っていることです。

そして私は最終選考の身辺調査までこぎつけたのです。

身辺調査では、当時は所轄の近隣への聞き込みや家庭訪問など

です。

一部で尾行の噂もありましたね。

で、家庭訪問にきた所轄の警察官が両親に「ここまでくれば内

定と思って大丈夫です」と言っていたそうです。

これを聞いた私は完全に警視庁に行くものだと思っていました。

そして大学受験や就職活動が終りを告げた2月の後半に警視庁

から一通の封書が届きました。

私は合格通知を疑わず開封したら、何と見事に「不合格」でし

た。

その瞬間、私は頭が真っ白になったのを今でも鮮明に記憶して

います。

これで私の警察官への夢は散ったのです。

これが現世での私の最大の「試験の思い出」です。

人生って、ホントに何が起きるか分からないものですよね💦

その後は縁あって、急転直下、ある企業に入れました。

そして現在に至っています。

地方公務員である警察官採用試験は大変に良い経験になりました。

法や治安を守り、拳銃も携帯する責務だけに簡単ではありません

でした。

今となっては良い思い出です(^_^)

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問頂き誠にありがとうございました🙏

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