kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

試験の結果が全てじゃない!

今日から10年に一度レベルの寒波が列島を襲うということで

皆さんも警戒を強めていると思います。

私が住む関東地方は山沿いを除き、大雪にはならないようですが

雪の多い地域の皆さんは、どうか事故や怪我などないよう十分に

お気を付けてお過ごし下さい。

さて私のブログ記事では幾度も「運命」と「宿命」の違いについて

書いてきましたので、その解説については割愛させていただきま

す。

スピリチュアル・カウンセリング「キセキサポート」

昨日の記事で「試験の思い出」で一番印象に残っている警視庁採用

試験について書かせていただきました。

 

kisekisupport.hatenablog.com

この記事を読んで下さった方なら分かると思うのですが、この採用

試験はとても順調に進んでいました。

いや、いたはずです。

なのに何故に最終選考で不合格になってしまったのかを書きます。

 

当時の親戚に警視庁で某警察署の署長をしている方がいました。

私の子供の頃からの夢であった警察官の不合格に落胆した私の父は

この親戚に話をしたのです。

すると親戚のオジさんは「何で試験前に一報してくれなかったの

か。裏技ではないが何らかの力にはなれたかもしれない。」とまず

は言ったそうです。

そして出来るかは分からないが、一応、不合格の理由を調べてみる

と言ったそうです。

そして後日、父が私に珍しく神妙な面持ちで詫びを入れました。

「〇〇申し訳なかった。警視庁がだめだったのは俺のせいみたい

だ」と。

すると父はこう続けました。

「どうも俺が若い頃に犯した傷害の前科が問題になったみたいだ」

と。

親戚の署長のオジ曰く、縁故関係で前科者がいると不利になる事

がある。多分、それが原因だろうとのことでした。

私はその時の父との会話の記憶があり「もう過ぎた事はしょうが

ない」と笑って答えたのです。

すでにこの時に私はもう就職先が決まっており、気持ちは前を向い

ていましたので、意に介していなかったし、父を恨む気持ちもあり

ませんでした。

それまでも散々ヤクザな父には迷惑を掛けられてきたので、今更感

があったのかもしれません。

ですが父は相当にショックだったというか、責任を感じていたよう

で、他界するまで折に触れ、私に詫びを入れ続けていました。

私はその度に「もうその話はいいから✋」と笑っていました。

 

しかし、この手の話をすると多くの方は「運命」の悪戯とか、そう

いう「運命」だったんだろうと言うはずです。

現に母も妹も警視庁で刑事をしていた親戚も「お前は警察官になら

ないでよかった」と口を揃えます。

何故かと言うと、私のように感受性が強く、責任感が強すぎる人が

警察官の現実を知ったら精神をやられていたと思うと言うのです。

私自身もその意見には一理あるかも・・とは思います。

実際はやってみないと分かりませんけどね💦

 

でも言えるのは私が警視庁採用試験で不合格になったのは「運命」

ではなく必然の「宿命」であったのだということです。

何故なら試験に関しては私の実力の全てを出し切って上手くいった

し、自分が警察官に適正がないとは思えません。

ですが本当に不合格の原因が父の行いのせいなら、そんな親を選ん

で生まれてきたのは私自身だから。

それは正に「運命」ではなく「宿命」です。

もし私が仮に警察官になっていたら今の生活はないわけです。

妻とも結婚していたか分からないし、すると子供達も生まれては

こなかったし、何もかもが違う人生を歩んでいたからです。

今となっては一つの試験の結果で人生というのが大きく変わる事の

怖さと面白さを感じます。

今も受験生などは必死に頑張っている最中かもしれません。

私が言えることは、その頑張っている試験の結果が自分の望みとは

違うものになったとしても、それで絶望したりする必要は全くない

と言う事です。

人生とは何が幸いするか(禍を転じて福と為す)なんて生きてみな

ければ分かりません。

よく占いなどで「そういう運命です」などと断定した言い方をする

場合があります。

しかし人生での出来事が全て「運命」で決まっていたら、そんな味

気ないものないと思いませんか?

人生、何が起きるか分からないから生きていて楽しんですよ(^^♪

ですから一つの試験の結果に一喜一憂することなく、その時その時

を込めて生きていきましょう✌

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問頂き誠にありがとうございました🙏

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