kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

ハッピー・ハイポキシア

みなさんようこそ

前回の記事で通院しコロナに関する簡易な検査を受けた

ことを書きましたが、その中に「酸素飽和度」という

ワードも書きました。

今回はこれに関連したものが最近ニュース等でよく聞く

ので記してみようと思います。

もともと私は25年以上の闘病から医療関連の知識も

一般の人々よりは必然的に多くなりました。

そんな経験からサチレーションとか酸素飽和度とかという

ワードは身近になっていたので、このコロナ禍での

医師の話も結構、理解はしていると思っています。

で、この記事のタイトルである

「ハッピー・ハイポキシア」ですが、さすがにこれは

耳馴染みがなかったので専門家の話を真剣に聞いていました。

これは、もともとは航空医学で使われている用語で

パイロットなどに稀に発生する症状だそうです。

その内容は「幸せな低酸素状態」というそうで

身体的には重症化しているにもかかわらず、気持ちの良い

状態だそうです。

これがコロナ感染の軽症者に起きて自宅療養中の

軽症者や無症状者を突然死に追いやる怖い症状だそうです。

医学的には呼吸により取り込んだ酸素を動脈を通じて

身体の隅々(毛細血管)まで行きわたらせ云々とありますが

ようはコロナの症状の一つで酸素を上手に取り込めない状態

になると理解すれば良いと思います。

こうなるともう人口呼吸器の手を借りなければならない

のですが、現状の問題点は都市部を中心に医療がひっ迫し

軽症者は入院が困難であることで、自分でどんどん重症化

していることに気付かないということです。

自分が低酸素状態で重症化しているということは

2時間おきにパルスオキシメーターで血中の酸素飽和度を

図る事が必要だそうです。

しかし一般家庭にパルスオキシメターが常備されているはず

もなく、現行ではコロナ軽症者で自宅療養者に貸し出しを

している自治体が多いそうですね。

でも私みたいに少しだけ知識のある者ならまだしも

一人暮らしや高齢者や知識がない方にとってみては

いくら軽症とか無症状とかでも数時間後には急変している

可能性があることは、やはりなめてはいけないウイルス

だと言うことになりますね。

最近はコロナではない疾患の方が受け入れ先が決まらず

救急搬送が遅れてお亡くなりになるケースも聞きます。

自分の身は自分で守るしかないのかもしれませんが

もう少し政治家も今何が大事かを真剣に考えてもらいたい

そう強く思います。

どうか皆さん生き抜きましょうね!!!

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