kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

勤労感謝の日

今日は「勤労感謝の日」で祭日ですね。

私は若い頃は「勤労感謝の日」を働いている人の日ごろの労をねぎ

らう日だと認識していました。

しかし私が様々な症状(強い浮遊感・背中の激痛・腰痛・倦怠感・

動悸・耳鳴り・悪寒・手足のこわばり等々)に襲われ、入院もさせ

てもらえずに、日常生活にも仕事にも支障をきたすようになって、

勤めていた会社で休職と復職を繰り返すようになってからは「勤労

感謝の日」とは働ける、働かせていただいていることへの感謝の日

であると認識が変化していきました。

それまでは金銭を得るために働く(勤労)が当たり前の事であると

思っていましたが、それ以前に働ける環境にあるだけでもありがた

いキセキのようなことなのだという思考になったのです。

普段は当たり前だと思っている事が、実はキセキのようなことなの

だと気付かされていったのです。

 

私が今まで生きてきて様々な仕事に従事してきましたが、その中で

最も過酷であったのは2年間の時限プロジェクトをしていた時だと

思います。

勤労感謝の日に鮮明に当時の事が甦りました。

注:スピリチュアルカウンセリングは体力・集中力・精神力をフル

  活用しますが通常の勤労とは一線を画すものと考えます

私はとある小売業界の会社に25年間在籍していたわけですが、そ

の中で「パート・アルバイトの人事考課と給与体系の新規構築」と

いうプロジェクト担当に任命されました。

長く日本の多くの企業は正規職員は年功序列的な人事や給与体系が

当たり前で、それが徐々に能力(成果)主義へと変化をしていきま

した。

そして非正規(パート・アルバイト含)は時給とか決められた範疇

での雇用が当たり前でした。

しかしこれも徐々に変化しはじめて非正規(パート・アルバイト)

も能力(成果)主義という考え方が導入されだしてきた頃の話で

す。

正規職員は時代背景に沿い、早々に能力(成果)による人事考課

にシフトしていったのですが、それを非正規(パート・アルバイト

)にも導入するので早期に人事考課制度の確立と給与体系の見直し

を命ぜられたわけです。

私は現場知識も豊富で指導担当をしていた経歴から適任であると白

羽の矢がたったとのことです。

ですがパート・アルバイトと一口で言ってもグループ内には何千人

も所属していますし業務内容も多岐に亘ります。

その人々を公平に評価する考課システムと時給や給与(賞与)を連

動させる仕組みを構築するのは至難の業なのです。

これを簡単に言うと、仕事ができる人とできない人では給与に大き

な差が出るというものです。

一見すると当たり前で当然に感じるかもしれませんが、それを誰が

みても納得できる公平で公正な仕組みを構築しなければならないの

です。

実例で言えば、時給850円の人と1250円の人が同じ部署で同

じ時間、一緒に働くということです。

今までは同じ時給1000円だったんですよ、納得させられますか

ね~?

皆さんがその立場で「あなたの評価はこうだから最低時給になりま

す」って言われたらどう感じるか想像できますよね~(◞‸◟)

問題はそれだけでなく評価を与える上司が重要になるのです。

実際に「あの人(上司)が評価するなんて納得いかない(# ゚Д゚)」と

くってかかってきた人も多数いました。

ですから、この「新人事考課システムの構築と給与体系プロジェク

ト」は非常に神経を使いましたし苦労の連続でした。

 

あと問題だったのは私の当時の体調です。

前記した通り私には様々な身体症状があり、それが少しは軽減して

はいたものの、日常的に苦しみもがいている中でこの業務ですから

正に地獄の日々でした。

何せ会社でも相手するのは部長級以上と役員ですから生きた心地が

しないんです😅

 

ただ「勤労感謝の日」の今日思うことは、どんなに苦しかった日々

とはいえ、あれほど濃密で頑張った2年間はなかったと経験に感謝

しています。

二度と嫌ですけどね(^▽^;)

 

まぁ皆さんも日々、会社に家庭にと様々な勤労をしているわけです

から今日はゆったりと過ごしてみてくださいね(^_-)-☆

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。

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