このところのニュースで盛んに報じられ、国会でも大臣の責任問題
が追及されている、
そう「厚労省の23時過ぎまでの送迎会問題」
これはもう怒るかという次元の話ではなく、ただただ呆れて物が
言えないという感覚です。
私は役人をどうこうという色眼鏡ではみたくはありませんが
厚労省の人間がわざわざ23時まで営業してくれる店を探して
宴席を設けたと聞き尚更、呆れました。
このコロナ禍で収束に向けて最も頑張っているはずの省庁では
ないのか?
最もコロナの大変さを痛感しているはずの省庁ではないのか?
と開いた口がふさがらないとはこのことです。
国会では大臣の責任を追及する野党の姿もありましたが、
そういうこととも違うと私は思っています。
私が最も残念に感じている視点は、23人の宴席参加者が誰一人
自分たちの行動に疑問を抱き、上司に進言するなり諫める行動を
とらなかったのか?ということです。
その宴席の詳細は見たわけではないのでわかりませんが、
もし23人の誰一人として上記の行動を取らずにただただ楽しく
時間を過ごしたのなら、あまりに想像力が欠如しているし幼稚と
しか言いようがありません。
私が残念に感じる視点はここ、この想像力のない人々が今現在
国難のコロナ対策の中核をなす者達だということです。
先日も役人の接待問題が大きく取りざたされたばかりですし、
今回はこれ、いや~日本国は本当に大丈夫なのでしょうか?
役人になると世間知らずで浮世離れしちゃうのですかね…
しかし私はこれらの事柄から人間の欲(業)の恐ろしさを改めて
痛感しました。
どんな状況化にあっても、いえ、過酷な状況化にあるが故に
欲(業)が勝り、理性がきかなくなってしまうのだろうと。
これから、この23人には国民に示しがつかないので何らかの
処分がなされるのでしょう。
が、それよりも先日も私がブログ記事にした「因果(カルマ)
の法則」が働くことでしょう。
私も日常から常に感情ではなく理性で行動することを意識して
いますが、私もまだまだ修行中の身、人として間違った行動を
とることのないよう戒めにしたいと強く思います。
本日も訪問していただき誠にありがとうございました。
今日も生かしていただいていることに、ただただ感謝です。