kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

ヒーリング

昨日、私は母の友人の家に半日居座りヒーリングともとれる時間を

過ごしていました。

この友人とは父の所業による夜逃げ生活から家庭を再建しようと今

の実家のある地に身を寄せて以来の付き合いになります。

ですから、もう50年近くなるでしょうか、私も小学校一年生でし

たから・・・

 

その母の友人が昨年末に大病による手術を受け、僅かな確率での生

還を果たしました。

そのことは大変に喜ばしいことではあるのですが、年明けから退院

し自宅には戻れたものの、ほぼ寝たきりの生活になってしまったの

です。

母が退院のお祝いと新年の挨拶を兼ねて、この方を見舞った際にこ

う言っていたそうなのです。

「もうここまでして生きている意味が分からない。でも、夜目をつ

むって寝ようとすると死ぬのが怖く、寝てしまったら、もう二度と

起きないのではないかと恐怖で寝られない。」と嘆いていたそうな

のです。

そこで母は、変に激励をするのは良くないかもしれないと考え、こ

の方に

「もし良かったら息子と話をしてみる?息子も歳を重ねて、お坊さ

んみたいになっているから良い話相手になるかもしれないよ⁈」

と。

すると「是非とも〇〇ちゃんと久しぶりに話をしたい」と言ってく

れたそうなので馳せ参じた次第です。

 

実は私は母の言う通りに前世は僧侶だったのです。この件に関して

は改めて後日、記事にしたいと思います。

 

そしてお宅に伺ってお見舞いや世間話を一しきりしたのちに本題に

入りました。

その中身は「人は何故、現世に生まれてくるのか」「人は何故、生

きるのか」「人生に何故、苦があるのか」「死とはどういうことか

」「死んだ後の世界とは」などを話させていただきました。

途中に質問を挟みながら話をさせていただいた最後にこう言ってい

ただけました。

「〇〇ちゃんの話を聞いて胸のつかえがとれた気がする。これで今

夜からは安心してゆっくり寝られそう」と笑顔で。

古くからの知人ですし額面通りに全てを鵜吞みにできませんが、私

もこの言葉を聞いて、一生懸命に話をした甲斐があったというもの

です。

人というのは年齢を重ねたり、大病などを患ったりすると尚更、死

生観というものに関心が向くものです。

そんな方々のお役に少しでも立てることが、私の役割の一つである

ので私の私たる所以てところですね。

本当に充実した時を過ごさせていただきました感謝です。

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では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。

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