kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

お墓の在り方(永代供養)

昨日、母方の親戚から連絡がありました。

兼ねてから相談はされていましたが「墓じまい」と「永代供養墓」

への移行が完了したと言う内容です。

「墓じまい」をするにあたり、菩提寺の関係解消のことやお墓の

意味について聞かれていました。

お墓の管理・運営主体はおおまかに言って、寺院、自治体による

公営、宗教法人・公益法人などの民営があります。

これらの中から親戚は、お寺さんとの関係をやめて民営の永代供

養墓へ変更したわけです。

その理由はまず、お寺さんが遠いことで彼岸やお盆に命日にと、

ことあるごとに通うのに大変であること。

また、お寺さんとの関係(管理費やお布施等)も大変なこと。

自身にも兄にも子が無く、この先にお墓を維持・管理してくれ

るものがいないこと。

それに法事も昔のように大袈裟には行わなくなったことなどで

す。

現代は同じような理由から「墓じまい」する方も多いと聞きます

し、維持・管理の手間を考えて「永代供養墓」が流行ってきてい

るようです。

でも「永代」っていったい何なんでしょうか?

「永代供養墓」とは、お墓を継ぐ親族がいなくなっても墓地管理

者が一定期間、維持・管理・供養してくれるものです。

従来お寺さんにあった一般的なお墓と違い、その家が代々継ぐ必

要がありません。

ですから現代の問題の少子化にも対応しているのかと思います。

しかし「永代」という言葉がついているので、永遠に面倒見ても

らえるかというと少し違うようです。

もちろん、その場所で半永久的に面倒を見てくれる場合もありま

すが、たいていは7年や33年などと一定期間を過ぎると他の遺

骨と共にまとめられることがあるそうです。

これを合祀(ごうし)または合葬と言います。

引き続き供養されるかは、その場所によりけりだそうです。

合祀・合葬だと安価で済むからと値段だけで安易に考えるのは注

意が必要かと思います。

後で遺骨を返して欲しいと言っても不可能ですからね。

現代は遺骨を屋内で管理する自動式(マンション型)なものや樹木

葬などの需要も多くなってきました。

私の場合は父方の実家が先祖代々の墓守をしてくれていて立派な

墓地はありますが、実父は実母が建てた近隣の墓苑に眠っていま

す。

その墓苑は年間の管理費を支払う方式です。

もし母か私が逝ったら入る予定ですし、残った方が維持・管理す

るとしていて、どちらも逝ったら私の長男が管理すると話が決ま

っています。

 

有名な歌にもありますし、私もブログ記事内で書いてきましたが

お墓(遺骨)じたいに魂は宿っていません。

お墓とはあくまでも霊界にいる故人とつながる為のアンテナ的な

役割をなします。

そういう意味では、故人(祖先)を供養する心が大事であって、

お墓の形態には強い拘りは必要ないのかもしれませんね。

 

皆さんは、お墓に関して家族で話し合ったり、何か考えをお持ち

になられていますか。

よかったら、一度この機会にお墓について考えてみてはいかが

でしょう・・

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問頂き誠にありがとうございました🙏

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