kisekisupport’s diary

様々な経験と感動を記していきます

風が吹くと想い出すこと

この記事は風は風でも気象の方です。

昨日の午後にテレビもネットで音楽も何の音もなく、ただ庭をボー

っと見ながらコーヒーを飲んでいました。

その時に急に外の風が強まり突風のような吹き荒れ方をしました。

私は風が吹き、風を感じると想い出すことが大きく三つあります。

 

まず一つ目は恩師の存在です。

私が小学校5~6年の時の担任で、私を児童会長に推薦したり、

柔道を教わったり、児童映画に出演させてくれたり、卒業時には

当時の県知事から「体育の優秀者」として表彰される推薦までし

ていただいた先生です。

その先生を尊敬したのは上記の事があっただけではなく、決して

忘れる事がない言葉を聞かせてくださったからです。

現在の私の友人でもある男が、当時はとある事情からとても貧し

い暮らしを強いられていました。

家も俗にいう掘っ立て小屋みたいな所に住んでいました。

トイレでお尻を拭く紙も古新聞を利用するような生活をしていて

私よりも貧しい暮らしをしていました。

そんな状況ですから彼は一時はイジメのような対象になり、事ある

毎にいじられる存在でした。

ある日、その噂を聞きつけた担任(恩師)が帰り際のホームルーム

の時にこう我々生徒に諭した(教)のです。

 

「みんな聞いてくれ。なんか〇〇君のことを皆でイジメている事が

あると聞いたが忘れないで欲しい事がある。

いいか、屋根と壁があり、雨(あめ)風(かぜ)をしのぐ場所があ

れば、それは立派な家だ。

そこに住む人たちにも立派な生活があり、皆と変わらない家族が居

て生活がある。それを馬鹿にするような真似はいつか自分自身を苦

しめることになるぞ。そのことを忘れないでいて欲しい。」です。

何故かこの先生(恩師)の言葉(教)が、心にグサリと刺さり頭か

ら離れなくなりました。

これ以降、彼のことをイジメ(いじ)る者もいなくなりました。

私自身も夜逃げを経験し、極貧のどん底生活をしてきたので自分に

言われているかと錯覚したのかもしれません。

私は現在まで、中学・高校・社会人と時を刻んできたわけですが、

風が吹き、風を感じると、この先生(恩師)の言葉を想い出し感動

させられるのです。

これは私の私感ですが、この先生(恩師)の言葉は、単にイジメに

対処しただけではなく、何事も見た目だけで判断するような事はす

るな!中身を見よ!との教えもあったのではと推測しています。

この恩師に救われたのはイジメにあっていた彼だけではなく、私も

今尚、救われています。

二つ目に風で想い出すのは母の言葉です。

この前も母から言われたのですが「お前とお墓参りに来ると何故か

必ず強い風が吹きだすね~」です。

私自身は慣れっこなので気にも留めていませんが、母からすると不

思議で仕方がないようです。

この現象はスピリチュアルあるあるだと思いますが、要するに霊界

や神界とつながりの証の一つです。

ご挨拶とか歓迎の意を表現されているものだと理解していただけれ

ばと思います。

でも母からすると、髪は乱れるし、線香の火は点け辛いし、迷惑の

ようです(^^;

三つ目は前記に関係しますが、私が伊勢神宮を参拝した時に、それ

まで快晴に無風でありましたが、私が社殿に参った時に、やはり突

風が吹き出しました。

しかも社殿(神様)の方向からの風ですが周囲の物は揺れていませ

ん。

もしかして私にだけ感じているのか・・と思うものです。

そして丁寧に参拝し帰りには無風でした。

この時も神界(天照大御神)に歓迎(挨拶)されたのではないかと

勝手に解釈しております。

風と言っても様々な吹き方がありますが、私は風を感じた時には

この三つのことを思い出します。

大寒波や台風のような風は御免ですが、私の誕生月のような薫風

や神仏からの挨拶なら大歓迎ですね(*^^)v

 

では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。

本日もご訪問頂き誠にありがとうございました🙏

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