その前日には恒例のホームランダービーも執り行われましたね。
そこでも人気最高潮だったのが我が国が誇る野球選手の大谷翔平さんです。
この記事では、長くそして多くプレーや観戦してきた野球経験から「オオ
タニさん」を軽く分析してみたいと思います。
私の記事を読んでくださっている方には、女性も多くいらっしゃるようです
ので専門的に、でも出来る限り簡単に書きたいと思います。
ただ最初にお断りしておきますが、これから書く中身は私の経験からの見立
てであって、オオタニさんの詳細や専門家の意見が気になる方はネットで調
べてくださいね。あくまでも私個人の分析です💦
さて、まず二刀流を続けることの凄さから。
日本のプロ野球では、先発投手はだいたい試合と試合の間隔を中５～６日と
るのが普通です。
何故なら１００球以上の全力投球をすると肉体的な疲労が取れるまでには最
低でも３日程はかかるからです。
現在は学生野球などでは球数制限が設けられるほど肘・肩を中心に全身に疲
労が蓄積します。
簡単に言えば、昔の稲尾投手や金田投手のように連投していては身体がぶっ
壊れてしまうわけです。
１００球程を全力投球した次の日は何らかの肉体疲労が残っているわけで、
その次の日にバッターだからといって１００％のパフォーマンスを出すのは
難しいのです。
それを指名打者だからといってプロの世界で主軸を務めるというのは、若さ
だけでは続けることはできません。
次に投手としては１６０㎞を超える投球をするわけですが、メジャーでこそ
１６０㎞は珍しくはありませんが、身体能力の高さだけでは出来ないことで
す。
野球に詳しくない方に説明するとすれば、早い球を投げるのに身体能力だけ
で可能であれば皆が躍起になって筋トレに励むはずです。
もっと言えば、筋力の強いお相撲さんや格闘家、ボディビルダーなどが同じ
事が出来るかと言えば決してできませんよね。
それに私自身も長く野球をしてきて、理論・理屈もわかってはいますし、そ
れなりにトレーニングもしたつもりですが、私は１４５㎞程を出すのが精一
杯でした。
そこで大谷くんの凄さは持って生まれた身体能力の高さプラス投球時の体の
使い方、それに特に優れているのはバランスです。
私が大谷くんの投球フォームを見ていると完璧に近いフォームをしています。
その完璧というのは、投げる瞬間にボールを離す腕から指先に全身の力がリ
キミなく伝わっているということです。
これも持って生まれた天性と投球理論の理解、それとかなりの訓練をして
いると思われます。
間違いなく影（見えない所）で相当な努力をしてきていますね。
次に打撃ですが、現在メジャーリーグでホームラン数でトップをいくという
凄い成績を残しています。
これもまた身体能力の高さだけではありません。
打撃フォームをスローでみましたが、専門的に言うと「ツイスト打法」に近
い打ち方をしています。
簡単に言うとツイストと言うくらいですから「ねじり」の反発力を利用して
強い力を生み出す打法です。
要は下半身と上半身が逆回転する（ネジレル）ような一見するとバラバラの
打ち方です。
紐やゴムもねじると勢いよく元に戻ろうする姿を想像してもらえればわかる
と思います。
下半身と上半身のねじりを元に戻す反発する力をボールをバットで捕らえる
瞬間に最大限に伝えるという最高難度の方法です。
大谷くんもパっと見、豪快に力いっぱいにスイングしているように見えます
が、正面からのスローのフォームを見ると最高難度のツイスト打法をバラン
スよく実行しています。
皆さんの知っている選手でこのツイスト打法をしていたのは、あのイチロー
と巨人軍の阿部新之助が見事でしたね。
プラスしてバットをボールに当てる入射角が遠くに球を飛ばすのに最適な角
度で入っていきます。
これらのバランスが整い、そして身体能力の高さが加わりホームランを量産
できるわけです。
これ、誰もが分かっているのに出来ない技術なんです。
だってピッチャーが投げて打つポイントまで到達するのに、約０．２～
０．３秒しかありません。
その間に球種やコースを判断しタイミングを合わせるわけですから簡単なは
ずがないのです。
これもまた日々の訓練（練習）と天性の合わせ技ですね。
どうでしょう少しでも「オオタニさ～ん」の私なりの分析は理解されました
でしょうか？
まぁ私なんぞが分析なんておこがましいですよね。
だって神が選んだ天才であることは間違いないのですから(;^_^A
私は大谷くんが日本のプロ野球に入った頃からこう思っていました。
「あ～二刀流を止めて打者に専念してくれないかな～そうしたら凄い記録を
遺す偉大な選手として後世に名を残すのにな～」と。
それは野球好きの一おやじのたわごとでしかないんだと思い知らされていま
す。
だって今は私の想像を上回る結果を残しているわけですから。
もう世界のスパースターと言っても過言じゃありませんよね。
これから先も二刀流を続けるのなら、怪我だけには十分に留意し頑張って、
更なるスーパースターになって我々に感動を与え楽しませてもらえたらと
思います。
「頑張れ！オオタニ❕」
では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。
