昨夜あるニュース番組を観ていて、成人式の話題で古くからの友
人関係には阿吽の呼吸というか打ち合わせなどなくとも通じ合う
ものがあるなぁ～と改めて感じたので、そのことに関して記事を
書こうと思います。
学生時代や昔の友と会うことは、何歳になっても良いものです。
それは「あ～昔は良かった」と後ろ向きになるための今をはかな
むネガティブな思考ではいけません。
温めるべきは、これからも元気に明るく生きようとするポジティ
ブな思考です。
大人になると何かと忙しいので、今目の前にいる人々との関係に
注力してしまいます。
それに仕事や子供を通じた人間関係は慎重にすべきものですから
心から自分をさらけ出せる旧友との関係はとても大切なものなの
です。
旧交こそが自分の心の聖域であり、ヒーリング・スポットなので
す。
古くからの友人とは不思議なもので、何年もの時間が経過してい
るにもかかわらず、まるで昨日の続きかのように笑いあえるもの
なのです。
そんな時間を持てた時には心の底から元気が湧いてくるものです。
どんな出会いも偶然はなく必然であるように久しぶりの再会にも
意味はあります。
そう言えば昔この人に私の長所たるところを言われたり、夢に描
いていたことの背中を押されたりしたことがあったなぁ～と想い
出したりもします。
再会とは言わば一つのスピリチュアル・メッセージなのです。
スピリチュアル・メッセージは天から降ってくるばかりではあり
ません。
多くの場合は人を通してもたらされることが多いのです。
ですから旧友との出会いは、以前の自分と現在の自分を俯瞰でみ
る良いきっかけにもなるのです。
自身の成長を感じることもあるでしょうし、逆に相も変わらず同
じ失敗を繰り返している姿が見えるかもしれません。
昔は大切にしていたものを疎かにしている自分がみえるかもしれ
ませんし「波長」が変化し過ぎて旧友とのズレを強く感じるかも
しれません。
何れにしても昔からの友人との再会は今の自分の姿を教えてくれ
るものなのです。
それに私がカウンセリングをしていると、愛の不足により問題が
生じている事が多々あります。
そんな時におすすめするのがアルバムを開くことです。
自分が産まれた頃の姿や節句や七五三祝いなどの祭事、入学に卒
業、運動会や習い事の発表会などの写真を見返すと、どれだけ自
分が愛されて生きてきたのかを再認識できるのです。
それと効果的なのが旧友と会ってみたり、想い出を振り返ったり
してみることです。
昔は良かったと感傷に浸るのではなく、心の奥底から笑ったり、
話すことでパワーチャージをさせていただくのです。
しかし、もらってばかりではいけませんよ。
逆に友人が問題を抱えてネガティブにいる時には元気を分け与え
てあげるのです。
そうやって癒し癒されあうのが旧友であり、ヒーリング・スポッ
トということになるのです。
人は現在起こっている事が全てだと思うと辛いものです。
ですが心の癒しとなる関係を一つでも持っていれば、それが支え
となり問題を乗り切れることもできるというものなのです。
どうですか皆さんもたまには旧友に連絡をとってみて腹の底から
笑ってみてはいかがですか・・
では今日も生かしていただけていることに心から感謝します。
本日もご訪問くださり誠にありがとうございました。
